【「アタッチメント タイプ(愛着理論)】4種を簡単に分かりやすく解説っ【心理学】

 

あせんと
あせんと

はいどーも! あせんとです!

 

今回は、
↓この結論に沿って お話していきますっ!

 

『アタッチメント愛着あいちゃく理論』とは?? 】

人間ひとがこころに不安を感じたとき、どのような行動を取るのか?」を説明したもの。

【『アタッチメント(愛着)理論』の4つのタイプ 】

1.安定あんてい
2. 回避かいひ
3.不安ふあん
4.秩序ちつじょ(無方向)

 

それじゃあ今回もいっくぞ~~っ!!(゚Д゚)

 

【「アタッチメント タイプ(愛着理論)】4種を簡単に分かりやすく解説っ【心理学】

  1. 『アタッチメント(愛着)理論』とは?
    1. 心理学における『愛着』=「”不安” を感じたときにどうするか?」
  2. ① “安定” 型のアタッチメント(愛着)
    1. 「”安定” 型」は、”親密な人間 関係” がお好き!(゚Д゚)
  3. ② “回避” 型のアタッチメント(愛着)
    1. 「”回避” 型」の人は、1人を好む…!?
  4. ③ “不安” 型のアタッチメント(愛着)
    1. 「”不安” 型」は、「自分は見捨てられるかも…」という気持ちが強い…!?
  5. ④ “無秩序(無方向)” 型のアタッチメント(愛着)
    1. 「”無秩序(無方向)” 型」には、「一貫した行動パターン」が “無い” !?
  6. 人はなぜ、”不安” を感じると「だれかと一緒にいたくなる」の?(´・ω・)
    1. 「夜は危険がいっぱい = 暗いところは危ない!(゚Д゚)」
    2. 暗いところでも、「自分を守ってくれる人」がいれば “安心”!
    3. 人間は、「不安」——「ストレス」を避けたがる生きもの!
    4. 『アタッチメント(愛着)』による「他者への接近」は、『生存 戦略』!?
  7. 人間は、0才~から「アタッチメントの対象」を探し始める…!?
    1. ① “0~3才まで” のアタッチメント形成 → もっとも大切な「信頼 形成」の時期…!!
    2. ② “4~11才まで” のアタッチメント形成 →「自立した大人」への準備 期間!
    3. 『基本的 信頼』があれば、どんな困難にも立ち向かえる!(゚Д゚)
    4. ③ “12才~以降” のアタッチメント形成 →「自立した大人」の確立へ!
    5. 『アタッチメント理論』における “大人” とは?→「守り、守られる存在」となること!
    6. “子ども” は、「関係を “切る”」という選択ができない…!?
  8. Q. 一度つくられたアタッチメントは、やり直せないの?
    1. アタッチメント形成で、もっとも重要なのは『環境』!?
    2. 「良い人との出会い」が、「”健全” なアタッチメント」をつくる!
  9. まとめるよっ!
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『アタッチメント(愛着)理論』とは?

『愛着(アタッチメント)』="不安"を感じたとき、どう行動する?

 

愛着あいちゃく(アタッチメント)とは、冒頭ぼうとうでもお話したように、「こころに不安を感じたとき、人間ひとはどのような行動を取るのか?」を説明したものです。

 

愛着あいちゃく』ということばは、日常的にも使われていますよね。

 

たとえばですが、

 

このスマホ、
4年くらいつかってるから
愛着あいちゃくいちゃったんだ

 

↑この男性のように、「愛着が湧く = したしんだものに心が引かれる」という意味でも、『愛着』というフレーズが利用されています。

 

 

……ただし、この使われ方は、心理学における『愛着あいちゃく(アタッチメント)』とはまったく違うものです。

 

おなじ漢字が使用されているだけに、おおくの誤解ごかいや間違いをまねいています。

 

 

……というか、わたしも最初は誤解していました(´・ω・)

 

なので、せっかくですから、

 

“心理学” における『愛着あいちゃく

“一般用語” としての『愛着』

 

この場で、↑この2つのあいだにある誤解ごかいいてしまいましょう。

 

心理学における『愛着』=「”不安” を感じたときにどうするか?」

心理学における愛着=「不安を感じたとき」がキーフレーズ!

 

この2つのことばを、それぞれ並べてみると、その違いがよく分かります。

 

“心理学” における『愛着あいちゃく

→「こころに “不安を感じたとき人間ひとはどのような行動を取るのか?」を説明する概念がいねん

“一般用語” における『愛着』

→「慣れ親しんだものに心が引かれる」という意味のことば。

 

心理学における『愛着』では、「不安を感じたとき」というフレーズがかぎ(重要な部分)となります。

 

つまり、心理学で説明される『愛着(アタッチメント)』は、

 

人間ひとが不安を感じたとき、4タイプの行動パターンに分かれるよ(´・ω・)

 

↑この意味をふくんだフレーズとして、使われているのですね。

 

 

あせんと
あせんと

…だったら、日常語と
おなじ漢字にするん
じゃねぇ!!(#゚Д゚)ゴルァ!!

 

あなたは今、↑このように考えましたね?

 

コレがメンタリズm『愛着』ということばを使うとややこしいので、この先は『アタッチメント(attachment)というフレーズを使用します。

 

それでは、おさらいはこの辺にして、「アタッチメント(愛着)における “4つのタイプ” 」のお話にうつりましょう。

 

① “安定” 型のアタッチメント(愛着)

①安定型アタッチメント

 

人間は、どんな人であれ、「したしい人に近づきたい」という欲求を持っています

 

「仲の良い人と、一緒に過ごしたい」という気持ちです。

 

これは、とくに「”不安” を感じているとき」であれば、なおさらでしょう。

 

そして、なぜ「”不安” なときは誰かと一緒にいたい」と考えるのかといえば、ひとえに「”安心” したいから」です。

 

親しい人に近づくことによって、自身が感じている “不安” をのぞきたいのですね。

 

たとえばですが、

 

キャリアウーマン
キャリアウーマン

明日はプレゼンの日ね…
うまくできるか不安だわ…

キャリアウーマン
キャリアウーマン

……友だちに会って、
お茶でもしよう
かしら?

 

↑この女性には、『アタッチメント(愛着)』がはたらいています。

 

「明日のプレゼンが不安だ」という気持ちを取りのどきたいがために「友だちに会う」という行動を起こしています。

 

↓このような、

 

① “不安” を感じる

したしい人に近づこうとする

③ 不安を解消する

 

① ~ ③ の流れがスムーズに進むタイプは、『”安定あんてい” 型のアタッチメント スタイル』と呼ばれています。

 

「”安定” 型」は、”親密な人間 関係” がお好き!(゚Д゚)

安定型=「頼り、頼られる関係」がスムーズに築ける!

 

「”安定” 型」は、”もっとも健全な” アタッチメント(愛着)だとされています。

 

不安を感じれば、なかの良い人に近づき、解消する。

 

だれかを “たよる” ことに躊躇ためらいがなく、また、他人に “頼られる” ときも、こころよく受け入れる。

 

つまり、「互いに頼り合う」という “良好な信頼 関係” をきずけるのが、『”安定” 型のアタッチメント』なのですね。

 

これが、”もっとも健全な” アタッチメントと言われる理由です。

 

ちなみに、アメリカの心理学者、M・エインスワースさんの研究によると、どの国でも、『”安定” 型のアタッチメント』は67%くらいの割合だそうです。

 

つまり、

 

“健全な” アタッチメント(”安定” 型)

→ どの国でも、人口比じんこうひで67%くらい

 

↑このようになりますね。

 

② “回避” 型のアタッチメント(愛着)

②回避型アタッチメント

 

ここからさきにご紹介する、3つのアタッチメント(愛着)は、どれも↓コチラの ① ~ ③ の流れが “うまくいかない” タイプのものです。

 

① “不安” を感じる

したしい人に近づこうとする

③ 不安を解消する

 

ことばは悪いですが、“あまり健全ではない” アタッチメント(愛着)ということですね。

 

そのなかの1つが、『”回避かいひ” 型のアタッチメント スタイル』です。

 

全体での割合としては、21%くらいの人たちが、コチラの「”回避” 型」に当てはまります。

 

そして、「”回避” 型」の人たちは、さきほどの ① ~ ③ の順番のうち、② が少しだけ異なります。

 

それが、↓コチラです。

 

① “不安” を感じる

したしい人に近づこうと “しない”

③ 不安を解消する

 

「”回避” 型」の人は、1人を好む…!?

回避型=人といることが苦痛!?

 

「”回避” 型」のアタッチメントを持つ人は、「1人でいることをこの傾向けいこうがあります。

 

「不安を感じたとき、親しい人に近づこうとする」のが、「”安定” 型」でしたね。

 

そして、「”安全” 型」の人たちが起こす行動が、アタッチメント(愛着)として “もっとも健全” なのでした。

 

それに対して、「不安を感じても、仲のいい人に “近づこうとしない”」のが、「”回避” 型」のアタッチメントです。

 

「”回避” 型アタッチメント」】

① “不安” を感じる

したしい人に近づこうと “しない”

③ 不安を解消する

 

「”回避” 型」の人たちも、「”安定” 型」とおなじように、不安を感じます。

 

さきほどの女性のように、

 

ビジネスウーマン
ビジネスウーマン

明日はプレゼンの日ね…
うまくできるか不安だわ…

 

↑このような「不安」を、確実に・・・感じています。

 

 

……しかし、それでもなお、「親しい人に近づこうと “しない”」のです。

 

この人たちは、「不安はイヤだ…!」「この気持ちを消したい…!」という苦い思いを抱えたまま、解消することなく、時をすごします。

 

他人に近づくことを、“回避” してしまうのですね。

 

③ “不安” 型のアタッチメント(愛着)

③不安型アタッチメント

 

“あまり健全ではない” アタッチメント(愛着)の2つ目は、「”不安ふあん” 型」です。

 

「アタッチメント スタイルの分類」には、国によって多少、数値すうちが異なる “文化ぶんか” が生じます。

 

「アメリカでは『”回避” 型』が多く、スウェーデンでは『”安定” 型』がズバ抜けてる!(゚Д゚)」といったように。

 

そしてこれは、日本も例外ではありません。

 

「日本でとくに多いアタッチメント スタイル」は、「”不安” 型」だとされています。

 

「”不安” 型」の平均的な割合は12%くらいだとされていますが、こと日本に関しては、25%にも上るそうです。

 

平均値の2倍 以上、ですね。

 

そして、「”不安” 型」の人たちの行動パターンは、↓このようになっています。

 

「”不安” 型アタッチメント」】

① “不安” を感じる

見捨みすてられるかも…」という感情をかかえながら、したしい人に接近

③ 不安を解消する

 

「”不安” 型」は、「自分は見捨てられるかも…」という気持ちが強い…!?

不安型=見捨てられることが、人一倍、怖ろしい

 

「”不安” 型」の特徴は、「見捨てられるかも…」という気持ちを抱えていることです。

 

拒絶きょぜつされるかも…」という感情自体じたいは、だれもが持っています。

 

それこそ、「”安定” 型」の人や「”回避” 型」の人たちも、少なからず持ち合わせている情感じょうかん(気持ち)でしょう。

 

 

……しかし、「”不安” 型」の人たちは、この「見捨てられるかも…」という不安が、人一倍ひといちばい、強いのです。

 

たとえばですが、「不安バロメーター」的なものがあるとして、平均的な “不安” の数値が30だとしまょう。

 

この「平均値30」に対して、「”不安” 型」の人たちは、100くらいあるのかもしれませんし、↓コチラのグラフのように200を超えるかもしれません。

 

(不安バロメーター)

安定・回避型=30 不安型=200以上

 

明確な数値はわかりませんが、「”不安” 型」の人たちはつねに、「拒絶されるかも…」という “不安” を抱えています。

 

それゆえに、「”不安” 型」としょうされるのです。

 

④ “無秩序(無方向)” 型のアタッチメント(愛着)

無秩序型のアタッチメント

 

ラストにご紹介する『”秩序ちつじょ(無方向ほうこう)” 型』は、『アタッチメント理論』のなかでも、なぞの多いスタイルです。

 

というのも、今までのアタッチメント スタイルには、「一貫いっかんせい」がありました。

 

↓コチラに示すように、「”不安” を感じれば、〇〇する」という “行動パターン” が決まっていたのですね。

 

“安定” 型

→ 親しい人に近づく

“回避” 型

→ 親しい人に近づこうと “しない”

“不安” 型

→「見捨てられるかも…」と感じながら、親しい人に接近する

 

……しかし、『”無秩序(無方向)” 型』は、このいずれにも該当がいとうしません。

 

というより、このアタッチメントには、「”一貫した行動パターン」が “無い” のです。

 

「”無秩序(無方向)” 型」には、「一貫した行動パターン」が “無い” !?

無秩序型=行動に一貫性がない!

 

『”無秩序(無方向)” 型』の人たちは、↓これらのような 矛盾むじゅんした行動” を見せることがあります。

 

・仲の良い相手に近づきながらも、表情はこわばっている
・それまでしたしげに話していたのに、とつぜん怒り出す
・まったく知らない人にも、親しげな態度たいどで接することがある

 

相手が「自分のよく知っている、仲の良い人」であれば、表情がかたくなるのは “おかしい” ですよね。

 

また、まったく知らない人なのに、さながら「旧来きゅうらい(昔からの)の友人」かのように接することには、違和感をおぼえることでしょう。

 

このタイプの人たちは、あるときは「A という反応」をして、またあるときは「B という行動」を取ります。

 

つまり、「”無秩序(無方向)” 型」には、「一貫した行動パターン」が “無い” のです。

 

その時々ときどきによって、行動が変わるのですね。

 

このように、行動パターンに一定の “秩序” が “い” —— 行動に一貫した “方向性” が “い” がゆえに、「”無秩序(無方向)” 型」と呼ばれています。

 

人はなぜ、”不安” を感じると「だれかと一緒にいたくなる」の?(´・ω・)

不安になると、誰かにそばにいて欲しくなる

 

さて。

ここまで、
『アタッチメント(愛着)理論』に沿って、↓コチラの4つのパターンを見てきましたね。

 

こころに不安を感じたとき、人間ひとはどのような行動を取るのか?

 

 

……と、
ここで1つ、疑問ぎもんに思いませんか?

 

そもそも、なぜ人間ひとは「”不安” になると、したしい人に近づきたい」と考えるのでしょうか?

 

そしてなぜ、「親しい人に接近せっきんすることで、不安が “解消かいしょう” される」のでしょうか?

 

これを理解するには、「人類じんるいがまだ、自然界でらしていたころ」をイメージすると、分かりやすいと思います。

 

(自然界のイメージ(雑))

自然界のイメージ

 

むか~~し、むかし(700万年前)、あるところ(アフリカ大陸)にサヘラントロプス・チャデンシスという最古さいこ人類じんるいがおりましt……

 

 

……という話をすると、壮大そうだい人類じんるい700万年まで手を伸ばすことになるので、もっとシンプルにいきましょう。

 

結論だけを言うと、
人間には、↓コチラの “本能ほんのう” が脳にインプット(入力)されています

 

自分のことを守ってくれる人が
近くにいると、安心できる…!

 

なので、
心理プロセス過程かていの順番的には、↓このようになりますね。

 

危険きけんせま“不安” を感じる)

「自分を守ってくれる人」に接近

③「もう大丈夫!」と “安心” する

 

「夜は危険がいっぱい = 暗いところは危ない!(゚Д゚)」

暗いところは危ないから、誰かに一緒にいて欲しい

 

私たち人類じんるいは、長らく、「朝~昼に狩りに出かけて、夜は安全なところでねむる」という生活をしていました。

 

「夜は安全なところで休む」のは、「暗いところには危険がいっぱい!(゚Д゚)」だからです。

 

というのも、太古たいこの昔は、『電気』や『ライト』なんて便利なものはありません。

 

なので、夜はほんとうにくらです。

田舎いなかの夜」みたいな感じですね。

 

こんな環境で外をあるけば、転んでケガをしてしまうかもしれませんし、きゅうかくすぐれた肉食 動物どうぶつたちに、食べられてしまうかもしれません。

 

なので、このような状況で生活していた人類の脳には、

 

夜は危険がいっぱい!
→ 暗いところは危ない!(゚Д゚)

 

↑コチラの情報がきざみ込まれています。

 

赤ちゃんが「真っ暗な場所」におびえるのは、このような理由からです。

 

まだおさない赤ん坊には、私たち大人ほどの理性がそなわっていないので、「暗いところでも、安全な場所はある」という認識にんしきができないのですね。

 

暗いところでも、「自分を守ってくれる人」がいれば “安心”!

自分の身を守るものがあれば安心!

 

……さぁ、ここで「自分を守ってくれる人」まんしての登☆場です。

 

年端としはもゆかない(幼い)赤ちゃんは、たとえ暗いところが怖くとも、お母さん・お父さんがいれば安心できます。

 

ピタッと泣き止むこともあるでしょうし、笑みを浮かべることすらあるはずです。

 

このように、人間には「暗いところは危ない!(゚Д゚)」という “本能” とどうに、「守ってくれる人がいれば、安心できる」という心もそなわっています

 

 

……つまり、です。

 

人間ヒトという生きものは、「だれかと一緒にいること」によって、「暗いところは危ない!(゚Д゚)」という本能を克服こくふくしたと言えます。

 

このような、生物学てきな考えをベース基礎きそにしているのが、『アタッチメント(愛着)理論』です。

 

『心』から不安が取りのぞかれる —— つまり、”安心” ができれば、人間ひと困難こんなんに立ち向かえます。

 

「チャレンジ」もできます。

 

『アタッチメント(愛着)理論』では、「”不安” を感じたときにどう行動するか?」という “行動パターン” を通して、その人の心の安定度をはかのです。

 

人間は、「不安」——「ストレス」を避けたがる生きもの!

できるだけ、ストレスは回避したい!

 

「不安」というのは、言ってみれば「ストレスの1種」です。

 

「”過剰かじょうな” ストレス」——「”過度かどな” 不安」は、メンタル(精神)的に、のぞましくありません。

 

詳しくはべつの記事で解説していますが、ストレスを感じると、脳で『コルチゾール(Cortisol)』というホルモンが分泌ぶんぴつされます。

 

 

……さぁ、コルチゾールさんが分泌されると、人間ひとはどうなるのでしょう?

 

結論を言うと、この『コルチゾール』というホルモンの影響によって、からだが “よわく” なります

 

具体的には、私たちのからだに、↓これらの “変化” が起きやすくなってしまうのです。

 

・頭が痛くなりやすい
筋肉きんにくつうがとれない
・疲れやすくなる…など

 

『アタッチメント(愛着)』による「他者への接近」は、『生存 戦略』!?

アタッチメント=生きるために必要なこと!

 

人は、できるだけ “過度なストレス” は避けたいと考えます

 

なぜなら、それは自分自身の “じゃくたい” につながるからです。

 

つまり、人間ひとは「過度なストレス → コルチゾールの分泌ぶんぴつ」によって、「筋肉痛」や「疲労ひろう感の蓄積ちくせき」などが生じることを避けたいのですね。

 

「筋肉痛」「疲労の蓄積」などは、「生きていくうえで “必要ないこと”」です。

“無くてもいいこと” ですよね。

 

わざわざ、「体調を悪くしたいのっ♡」、あるいは、「コルチゾールさんを大量 分泌ぶんぴつさせたいのっ♡」と考える人はいません。

 

いたとしたら、その人、多分ヤバいです。(ボキャ貧)

 

 

……となれば、「アタッチメントによる “不安” —— “ストレス” の解消」は、「人間ひと生存せいぞん」に役立つことです。

 

つまり、私たちが何気なくおこなっているしたしい人への接近」は、『生存 せんりゃく』の1つだと言えます。

 

このように、生物学の知識をベース基礎きそにした、『アタッチメント(愛着)』という理論は、どこまでも、人間ヒトが生きるために必要なこと」なのです。

 

人間は、0才~から「アタッチメントの対象」を探し始める…!?

アタッチメント対象を探し始めるのは0才~から!?

 

さて。

 

ここまで、↓コチラの2点についてお話してきました。

 

・『アタッチメント(愛着)』の “4つのタイプ” と、その行動 傾向けいこう

・”生存 戦略” としての『アタッチメント』

 

それでは、ここから先は、「アタッチメントは、いつごろ形成されるのか?」というポイントを中心に、話を進めていきましょう。

 

まず、結論を言うと、『アタッチメント』自体じたいは、0才~から形成されていきます

 

そして、その対象となる人物の多くは、「お父さん・お母さん」などの親御おやごさま —— 養育よういくしゃです。

 

不安になったらお母さんの近くに
危ないときは、お父さんに相談を

 

↑これらの価値観は、私たちが生まれ落ちた0才のときから、つくられ始めます。

 

“両親” 、あるいは “親代わりの存在” となる人は、こどもにとっての、初めての「アタッチメント対象」なのです。

 

 

……つまり、です。

 

「何かあったときに、自分を守ってくれる人 “さがし”」は、0才~からすでに始まっている、ということになりますね。

 

 

それでは、「アタッチメント形成の時期」をおおきく3つに分けて、見ていきましょう。

 

① “0~3才まで” のアタッチメント形成 → もっとも大切な「信頼 形成」の時期…!!

「0~3才まで」の時期=『信頼』をつくるタイミング!

 

またまた、さきに結論を言っちゃいますが、アタッチメントの形成において、“もっとも大事な時期” は「0~3才まで」だとされています。

 

というのも、「私たちが生まれ落ちた直後ちょくご」というのは、ものごとを判断するための、1番はじめのタイミングです。

 

「世界はこんなにも優しい!

「世の中は厳しい…

 

↑これらの価値観・判断をくだすファーストステップ(はじめの一歩)が、「0~3才まで」なのですね。

 

この時期じきに、”しつの良い” アタッチメント形成ができると、相対そうたいてき比較ひかく的)に、対人 関係でのなやみは減ります。

 

「”質の良い” アタッチメント形成」というのは、かんたんに言うと、「しっかりと自分を守ってくれる人をつくること」です。

 

0~3才までのタイミングで、「きちんと信頼できる人をつくれるか?」ということですね。

 

この時期に、「こころから信頼できる人」をつくれなければ、人間 関係でのイザコザは多くなってしまうでしょう。

 

だからこそ、両親 —— 親御おやごさまの存在は、なによりも大事なのです。

 

なぜならそれは、0~3才ごろのこどもが、「この世界は信頼しんらいしても大丈夫なのか?」という価値観をつくることに、関与しているのですから。

 

 

ちなみに、この時期につくられる、「信頼しても大丈夫!」という感覚のことを、『基本的 信頼』と言います。

 

② “4~11才まで” のアタッチメント形成 →「自立した大人」への準備 期間!

「4~11才まで」の時期=「自立した大人」へ!

 

続いて、「② 4~11才までの時期」における、アタッチメント形成を見ていきましょう。

 

さきほどの「① 0~3才までのあいだ」は、「この世界は信頼できるか…?」という “判断” の時期でしたね。

 

その次のステップ(段階)は、言ってみれば、「自立したオトナになるための “準備 期間”」です。

 

人間という生きものは、こころの奥底に “安心” という感覚がつくられていれば、不安や怖れなどのネガティブな感情をかなぐり捨てて、冒険ぼうけんができます

 

「この世界は安心だ! 信頼できる!(゚Д゚)」という感触がそなわっていれば、次のステップとして、

 

あせんと
あせんと

自分でいろいろ
やってみよう!

あせんと
あせんと

いろんなことに
チャレンジして
みよう!(゚Д゚)

 

↑このように考えるものなのです。

 

ず~~っと、ご両親養育よういくしゃにくっついてばかりいた子どもが、オトナになるための第一歩として、“自分1人で” 冒険を始めるのですね。

 

『基本的 信頼』があれば、どんな困難にも立ち向かえる!(゚Д゚)

もっとも大事なのは『基本的 信頼』

 

もっとも重要なポイントは、“自分1人で” という部分です。

 

“自分1人で” とは、つまり、『自立』を意味します。

 

1人でチャレンジすると、さまざまな困難にぶち当たるかもしれません。

失敗もたくさんするでしょう。

 

そのたびに、心が折れそうになるかもしれません。

 

私たち大人も、おなじような経験をしていますよね。

 

 

……けれど、「この世界は信頼できる!」という感覚を身につけていれば、それも乗り越えられます。

 

養育よういくしゃ(”両親” や “親代わりの存在”)から与えられた『安心』という感覚は、それほどまでに強いものなのです。

 

それはつまり、幼少期に『安心』が備わった人は、「自立したオトナ」への一歩を、スムーズに踏み出せるということ。

 

このような理由から、「① 0~3才まで」が、アタッチメント形成において “もっとも大事な時期” だと言えるのです。

 

③ “12才~以降” のアタッチメント形成 →「自立した大人」の確立へ!

「12才~以降」の時期=「自立した大人」の確立へ!

 

さて、アタッチメント形成における、3つめの時期は「③ 12才~以降」です。

 

この時期は、「自立したオトナ」を “確立かくりつする” ための期間だと言えます。

 

周りの大人たちに守られ、すくすくと育った雛鳥ひなどりにも、やがて一人前になる瞬間ときがおとずれます。

 

「自立したオトナ」の確立 —— つまり、”巣立すだち” です。

 

今までのアタッチメント形成は、「だれかに守られて、安心を与えられる」という、受け身なものでした。

 

 

……しかし、この先は違います。

 

養育よういくしゃ(”両親” や “親代わりの存在”)から与えられた経験をもとにして、今度は、自分が「誰かを守り、安心を与える存在」となるのです。

 

一方的いっぽうてきに守られる時期” をて、「だれかにとってのアタッチメント対象」となるべく、「自立した大人」を確立していくのですね。

 

『アタッチメント理論』における “大人” とは?→「守り、守られる存在」となること!

「大人になる」とは??→「互いに守り守られる関係」になること

 

では、私たちは “オトナ” になったら、「他人に安心を与える “だけ” の存在」に変わるのでしょうか?

 

 

……いいえ。

決して、そんなことはありません。

 

そうではなく、今まで「守られる “だけ”」だったところに、「守る」というせんたくが追加されるようなイメージです。

 

つまり、まとめると、↓コチラのような感じになります。

 

【『アタッチメント理論』における “子ども” 】

→ 安心を与えられる

【『アタッチメント理論』における “大人”

→ 安心を与えられる + 安心を与える

 

心理学的な「自立した大人」とは、「おたがいに守り、守られる関係をきずけるようになること」です。

 

これは、『相互そうご 依存いぞん』と呼ばれています。

 

つまりそれは、「相手との関係を “切る” こともでき、かつ、”続ける” こともできる関係」だということ。

 

どんな選択をするかは、お互いの自由なのです。

 

“子ども” は、「関係を “切る”」という選択ができない…!?

「こども」とは??→「自由に人間 関係を選べない人の」のこと

 

……ことばは悪いですが、子どもは、養育よういくしゃから「一方的に “安心” を与えられる存在」です。

 

言ってみれば、それは「関係を “る” という選択ができないこと」を意味しています

 

このような関係性を、なんと呼ぶでしょうか?

 

 

……そうです。

これこそが、『依存』です。

 

誤解ごかいをおそれずに言うと、子どもは、「『依存』という1つの選択せんたくしかもてない存在」なのです。

 

ここには、『自由』がありません。

 

まったく無いわけではありませんが、かなり制限がかかった状態なのは、火を見るよりも明らかです。

 

だからこそ、私たちは “大人” になる必要があります

 

『自由』を手にして、すこやかな人間 関係」をきずくためには、”オトナ” であることが絶対 条件です。

 

アタッチメント形成における、「③ 12才~以降いこう」の時期は、そのためにあります

 

「自立した大人」を確立し、『自由』を勝ち取り、『相互そうご 依存いぞん』の関係をきずくことで、すこやかな人間 関係を実現じつげんするのです。

 

Q. 一度つくられたアタッチメントは、やり直せないの?

A. 何度でもやり直せる!

 

……ここで1つ、あなたの中に疑問ぎもんが生じるかと思います。

 

いちど形成された
『アタッチメント』は、
ず~~っとそのままなの?

やり直すことって…
…できないのかな?

 

↑この男女が感じているような、一抹いちまつ(かすかな)問いかけが。

 

結論だけを言いましょう。

「アタッチメントのむすび直し」は、可能です

 

 

……ただし、やはり、簡単ではありません。

 

心理学での研究では、「子どものころにつくられたアタッチメント スタイルは、大人になっても “ある程度” 持続じぞくする」という、ビミョーな結果を残しています。

 

“あるていど” ですって。

めっっちゃ曖昧あいまいじゃないですか、心理学さん……(゚Д゚)

 

ちなみに、この研究を %(パーセンテージ)で表すと、↓コチラのようになります。

【「健全 / 健全」の2分類での一致いっちりつ

= ともに、約72%

“健全” なアタッチメント

→「“安定” 型」

“不健全” なアタッチメント

→「“回避” 型」「“不安” 型」

 

↑この数字から分かることは、幼少期につくられたアタッチメント スタイルの7割 以上は、大人になっても “そのまま” だということです。

 

アタッチメント形成で、もっとも重要なのは『環境』!?

環境がもっとも大事!

 

あせんと
あせんと

アタッチメントの
さい構築こうちくはできる!(゚Д゚)

あせんと
あせんと

心配なす!(゚Д゚)

 

↑このように言っておきながら、

 

「70%以上の割合で、アタッチメントは幼少期のまま持続じぞくする」

 

↑コチラの研究 結果を持ち出してきた私を、あなたはどう思うでしょうか。

 

「あせんと ウソつき」で Google 検索するのだけは、どうかおひかえください。

私のメンタルが爆☆発しますので。

 

 

……けれど、『希望きぼう』もあります。

 

というのも、「アタッチメントの形成」において、もっとも大事なのは『かんきょうだとされています。

 

もっとかんたんに言うと、「良い人との出会い」が、「”健全” なアタッチメント」をつくるのです。

 

「良い人との出会い」が、「”健全” なアタッチメント」をつくる!

「良い環境」「良い人との出会い」→「健康なアタッチメント」へ!

 

「環境の変化」は、私たち人間に、強い影響をおよぼします。

良くも悪くも。

 

つまりそれは、「今まで出会った人たち」によって、その人の『アタッチメント』が形成されてきたと言っても、言い過ぎではないのです。

 

 

……そして、これは『未来』へも向かっています。

 

これからの「良い人たち」との出会いが、私たちの「”健全” なアタッチメント」を形成し、「すこやかな人間 関係」をカタチづくっていく、とも言えるのです。

 

人生がいつでもやり直せるように、アタッチメントもまた、修正していけます。

 

まだ実証じっしょうされた研究も少ないですし、けわしい道のりかもしれませんが、それでもやはり、『希望』はあるのです。

 

あきらめる必要も、落ち込む必要もありません。

 

 

それから、↓コチラのサイトさまでは、ご自分の「アタッチメント スタイル」の傾向けいこうを、いくつかの質問によってテストすることができます。

(この記事もオススメっ☆☆ →『愛着スタイル診断テスト』

 

「心理テスト」のような感じなので、気楽に答えてみてくださいね。

 

まとめるよっ!

 

【『愛着あいちゃく(アタッチメント)』とは?? 】

人間ひとはこころに不安を感じたとき、どのような行動を取るのか?」を説明したもの。

【『愛着(アタッチメント)』の4つのタイプ 】

1. “安定あんてい” 型
→ “良い人間 関係” をきずきやすい
2. “回避かいひ” 型
→ “1人でいること” を好む
3. “不安ふあん” 型
→「見捨みすてられ不安」をかかえる
4. “秩序ちつじょ(無方向)” 型
→「一貫いっかんした行動パターン」の欠落けつらく
【 おまけ☆ 】

人間ヒトは、「自分を守ってくれる存在がいてくれると、”安心” する生きもの」。

健全けんぜんなアタッチメントを形成すると、”すこやかな人間 関係” が実現しやすくなる。

 

今回も読んでくれてありがとっ!!(゚Д゚)

【理論】心理学のキホン
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コンビニ店員 人間関係とお金を語る

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