
はいどーも! あせんとです!
今回は「『代謝』とは何か?(゚Д゚)」ってのとぉ、「『解糖系』とは??(゚Д゚)」について解説するゾっ♡♡
結論を言うよっ♡♡
『代謝(metabolism)』っつーーのはぁ、「生き物のからだの中で起きる化学 反応」のことだよっ♡♡
『化学 反応』ってのはぁ、「物質がくっついたり離れたりする現象のこと」だったねっ♡♡
んで、「『グルコース(『糖質』の1種)』を代謝するからだの領域」のことを、とくに『解糖系(glycolysis)』って呼ぶよっ♡♡
「”糖” を “解” かす(分解する)“」から、『“解糖“ 系』ってことだねっ♡♡
んだからぁ、まとめると↓みてーーな話になるゾっ♡♡
【『代謝』とは??】
→ 生き物のからだの中で起きる『化学 反応』のこと。(例)『消化』『分解』『結合』…など
【『解糖系』とは??】
→ 栄養素のなかでも、とくに『グルコース(『糖質』の1種)』を代謝するエリアのこと。
それじゃあ今回もいっくよ~~☆☆
「『代謝』『解糖系』とは?」を簡単に分かりやすく解説っ♡【理論】
『代謝』 = からだのなかで起きる『化学 反応』
(『代謝』について4分で読めます)
『代謝』というのは、分かりやすく言うと、「生物の体内でおこなわれる化学 反応」のことです。
そして、「化学 反応 = 物質がくっついたり離れたりする現象」でしたね。
具体的には、↓これらの化学的な現象のことを、『化学 反応』と呼んでいます。
→ モノ同士が合わさって、別のモノになる
→ モノ同士がバラバラになる
→ モノ同士がくっつく
→ モノ同士が結合せず、離れている
→ モノと酸素(O2)がくっつく
→ モノと酸素(O2)が離れる
→ モノ同士が、互いの性質を打ち消しあう
→ モノと酸素(O2)が離れる
→ 混じり合わないモノ同士が、交ざり合う
→ モノを取り込む
a→ 水(H2O)と反応し、モノ同士がバラバラになる……など
そして、化学 反応が起きているのは、なにも実験 室のなかだけではありません。(事件は会議 室で起きてるんj…
化学 反応は、いま、この瞬間にも、あなたのからだの中で生じています。
↑これらの化学 反応が、生き物のからだの中で起きると、生物学ではそれを『代謝』と呼ぶのです。
【『代謝』とは??】
→ 生き物のからだの中で起きる「化学 反応」のこと。(例)「消化・分解・結合…」など
ちなみに、消化 器官(『胃』や『小腸』など)で『分解』がおこなわれる場合、とくに『消化』と呼ばれます。
『代謝』と『”新陳” 代謝』の違いとは??(゚Д゚)
↑このことを、『代謝』と呼ぶのでした。
そして、よく勘違いされやすいフレーズとして、『”新陳” 代謝』があります。
じつはコレ、『代謝』ということばが使われていますが、意味はまったく異なるのです。
せっかくですから、この場でキチンと把握しちゃいましょう。
まず、『”新陳” 代謝』とは、「古い細胞と、新しい細胞が入れ替わること」を意味するフレーズ。
「細胞の入れ替え」とも言えますね。
なので、「からだの新陳 代謝をサポート!(゚Д゚)」というキャッチコピーは、「古いものと、新しいものの入れ替わりをうながしますよ~」ということ。
イメージ的には、↓このような感じですね。
(『”新陳” 代謝』のイメージ)
代謝と『”基礎” 代謝』の違いとは??(゚Д゚)
『”新陳” 代謝』と並んで、誤解を受けやすいフレーズがもう1つあります。
それが、『”基礎” 代謝』です。
『”基礎” 代謝』とは、分かりやすく言うと、「全くからだを動かさなくても、1日に消費されるエネルギー」のこと。
なので、極端なことを言うと、ベッドでごろごろしているだけでも、人間のからだは大量のエネルギーを使うのです。
もちろん、睡眠の間にも。
というのも、私たちがおこなっている「呼吸・体温維持・臓器や筋肉のはたらき…」などといった生命 活動は、じつは、すべて化学 反応によるもの。
なので、「人体は、化学 反応(代謝)によって動いている」と言っても、けっして間違いではありません。
つまり、体内で『代謝』という化学 反応が生じる結果として、消費されるエネルギーが『”基礎” 代謝』なのです。
なので、『”基礎” 代謝』を分かりやすく言うと、

1日につき、
からだの中では
これくらいの代謝が
起きてるんですよ~(゚Д゚)

そのときに、
エネルギーをこれくらい
使うんですよ~(゚Д゚)
↑このようにまとめられます。
ちなみに、男女それぞれの『”基礎” 代謝』は、だ~~いたい↓このくらいだと言われています。
・男性 → 約1,500kcal
・女性 → 約1,200kcal
「糖質の代謝」のメカニズム(仕組み)
それでは、体内で起きる『代謝』を見ていくために、3大 栄養素の1つである『糖質』に登場してもらいましょう。
糖質は、私たち人間にとって、「エネルギー源」となる栄養素です。
具体的には、↓これらの活動をするときに、体内にある「エネルギー」が使われています。
例えばですが、あなたがご飯を食べるとき。
そのご飯のなかに含まれる『糖質』は、口のなかに入れたあと、体内をめぐり巡って、最終的に「エネルギー」として利用されます。
……けれど、『糖質』は、そのままの状態では、「エネルギー」として活躍できません。
『グルコース(ブドウ糖)』と呼ばれる、「糖質の “もっとも小さい単位”」まで分解(消化)される必要があります。
からだの中に摂り入れられた糖質は、『グルコース(ブドウ糖)』まで小さくなって初めて、「エネルギー」の “材料” となるのです。
『解糖系』—— グルコースを「エネルギー」へと変える “入口”
(『解糖系』について8分で読めます)
そして、グルコース(ブドウ糖)を「エネルギー」へと変えるときに活躍するのが、細胞のなかにある『解糖系』です。
……少し、お時間よろしいでしょうか。
私、今からドヤァ☆します(´・ω・)
『解糖系』とは、人間の細胞 —— その中にある細胞質 器質でおこなわれる「糖 代謝の生体 機構」のこと。
私たち人間が利用する「エネルギー」。
この「エネルギー」を生産するための、いちばん最初の “入り口” が『解糖系』なのです。
…
……はい。
私のドヤァ☆に付き合いきれなかった99.9%のユーザーさまのために、分かりやすく解説していきます(´・ω・)
『解糖系』について理解するためには、2つのキーワードが重要となります。
それが、『細胞質 器質』と『ATP(アデノシン三リン酸)』です。
それでは、参りましょう。
『細胞質 器質』→80%が「水(H2O)」でできている、細胞 組織の一部。
私たちのからだを形づくっている、あらゆる組織の “最小 単位” —— それが、『細胞』。
『細胞』は、じつにフクザツな構造をしていますが、今回、取り上げるのは、細胞の中にある『細胞質 器質』です。
『細胞質 器質』とは、おもに「水(H2O)」で構成されている、細胞のなかにある一部の組織のこと。
細胞質 器質には、↓このようにいろいろな呼び名がありますが、意味はおなじなので、どれでもおkです。
・細胞 礎質
・細胞質 ゾル
・サイトゾル
・シトソール…など
ちなみに、細胞質 器質は、なんと、80%が「水(H2O)」で構成される組織です。
水分でひったひたですねぇ。
『酵素』が、グルコースを「エネルギー」に変換!!(゚Д゚)
細胞質 器質は、80%くらいが「水(H2O)」でひったひたになっている組織。
ただし、細胞質 器質には、「化学 反応をサポートする物質」——『酵素』も含まれています。
水(H2O)といっしょに。
……おや?
またもや、『化学 反応』というフレーズが出てきましたね。
結論を言ってしまいますが、この『酵素』こそが、『解糖系』の正体であり、「グルコースをエネルギーへと変える “仕組み”」です。
『酵素』とは、分かりやすく言うと、「『代謝(化学 反応)』をサポートする物質」のこと。
私たちのからだで起きる化学 反応が、より活発におこなわれるように、助けてくれるのです。
(「酵素の働き」のイメージ)
『解糖系』= グルコースを分解するエリア(領域)
からだの中に摂り入れられた『糖質』は、↓このようなルート(経路)をたどります。
↓
② グルコースが『細胞』へと送られる
↓
③『細胞質 器質』に入っていく
↓
④ グルコースが『酵素』の働きによって、さらに分解されていく ←『解糖系』はココ
細胞質 器質にふくまれる『酵素』のはたらきによって、グルコースはさらにバラバラにされていきます。
そして、細胞のなかでも、「グルコースをバラバラにする」という機能を持つエリア(領域)のことを、『解糖系』と呼んでいる。
なので、ここまでの話は、↓このようにまとめられますね。
【『解糖系』とは??】
→ 『グルコース(ブドウ糖)』を、さらに小さく分解する酵素を持つ、細胞質 器質に存在するエリアのこと。
『解糖系』は、あくまで “入口” !?(゚Д゚)
「グルコースを分解するエリア(領域)」。
それが、『解糖系』です。
……ですが、解糖系にて、グルコース(ブドウ糖)が さらに細かく分解されたからといって、「エネルギー」が生まれるわけではありません。
『解糖系』は、あくまでも、「エネルギー」を作るための “入口” に過ぎない。
というのも、「エネルギーの生産」をおこなうには、↓こちらの3つのルートをたどる必要があるのです。
↓
②『クエン酸 回路』
↓
③『電子 伝達系』
……『解糖系』のほかにも、まだ2つのエリア(領域)がありますね?
くわしくは省略しますが、のこりの2つのルート(経路)を経て初めて、「エネルギー」が作られるのです。
『解糖系』=「エネルギー生産の “はじめの一歩”」!!(゚Д゚)
『解糖系』では、エネルギーを作るために、「グルコース(糖質の1種)の分解」が行なわれます。
私たち人間の、あらゆる活動に利用される「エネルギー」。
この「エネルギー」のカギを握っているのが、『ATP(アデノシン三リン酸)』という物質です。
くわしくは↓コチラの記事でお話していますが、ATPとは、「エネルギーの “保管庫”」のこと。
グルコースをもとにして作られた「エネルギー」を保管し、必要なときに利用するための “容器” のようなものです。
なにをかくそう、『解糖系』における「グルコースの分解」は、この『ATP(アデノシン三リン酸)』を生産するために行われるのです。
つまり、『解糖系』は、「エネルギー生産(ATP生産)の “はじめの一歩”」なのです。
「グルコースの分解」で生まれる物質 ——『ピルビン酸』
解糖系では、「エネルギーの “保管庫”」——『ATP(アデノシン三リン酸)』は合成されません。
あくまで、「グルコースの分解」をおこなうだけです。
そして、解糖系にて分解されたグルコース(糖質の1種)は、『ピルビン酸』と呼ばれる物質へと、形を変えます。
イメージ的には、↓このような感じですね。
『ピルビン酸』は、「炭素原子3つ + 水素原子4つ + 酸素原子3つ」によって構成される化学 物質です。
化学式で示すと、↓このようになります。
『ピルビン酸』こそが、『ATP(アデノシン三リン酸)』の “材料”!!(゚Д゚)
ピルビン酸は、次の『クエン酸 回路』と呼ばれるエリア(領域)にて、さらに細かく分解されます。
……なんだか、分解してばかりですね(´・ω・)
まぁ、それはともかく。
そして、クエン酸 回路にて、ピルビン酸が分解されることで初めて、『ATP(アデノシン三リン酸)』が合成され、「エネルギー」が生まれます。
なので、順番的には↓このようになりますね。
↓
②『ピルビン酸』が生じる
↓
③ピルビン酸が『クエン酸 回路』へ
↓
④『ATP(アデノシン三リン酸)』が合成され、初めての「エネルギー」が作られる
……ただ、これ以上の話をすると、『解糖系』から脱線してしまうので、控えておきます。
ともあれ、『解糖系』は、↓このような機能を持つエリア(領域)なんだということだけ、ご記憶くださいね。
【『解糖系』とは??】
→ 栄養素のなかでも、とくに『グルコース(『糖質』の1種)』を代謝するエリアのこと。
まとめるよっ!
【『代謝』とは??】
→ 生き物のからだの中で起きる『化学 反応』のこと。(例)『消化』『分解』『結合』…など
【『解糖系』とは??】
→ 栄養素のなかでも、とくに『グルコース(『糖質』の1種)』を代謝するエリアのこと。
今回も読んでくれてありがとっ♡♡
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