
はいどーも! あせんとです!
今回は、
↓この結論に沿って話していきますっ!
→「なにも言っていない」のと同じ。人間 関係における「透明人間」。
それじゃあ今回もいっくぞ~~っ!!(゚Д゚)
「中立的な立場の人」→ 人間関係における「透明人間」のようなもの!?【論理的に解説】
人間関係での「中立的な立場」は、必ず失敗する。
さきに結論だけを言います。
人間関係において、「中立的な立場」を取ろうとすると、かならず失敗します。
絶対に、です。
私がこのように断言する(ハッキリと言う)根拠を、これからお話していこうと思います。
例えばですが、

朝はパン派なんだよね

お前、分かってないな
白米だよ。白米が絶対だ。
↑このような会話をしてる男性たちがいるとします。
このとき、↓コチラの「A or B?」という2つの選択肢が存在することになりますね。
A. 朝はパン
B. 朝は白米(ごはん)
……さて。
ここで1つ、あなたに質問させてください。
↓コチラの男女が、3人目として「A. パン or B. 白米」の会話に混ざるとしたら、どちらの意見がまっとうだと思いますか?

どちらにも良いところは
あるからさ…

私はパスタ以外ありえない
ちなみに、『意見』というのは、↓コチラの太字の部分にあるように、「自分の思うところを述べること」です。
い‐けん【意見】の意味
名](スル)1 ある問題に対する主張・考え。心に思うところ。「意見を述べる」「意見が分かれる」「少数意見」「賛成意見」2 自分の思うところを述べて、人の過ちをいさめること。異見。「同郷の先輩が意見する」———goo辞書から引用(太字は当ブログの筆者によるもの)
この「自分の思うところを述べて~…」を踏まえたうえで、もう一度おうかがいします。

どっちにも良いところは
あるからさ…

私はパスタ以外ありえない
↑コチラの男女の答えで、あなたは、どちらが “意見として” まっとうだと感じるでしょうか?
「中立的な立場」= 意見をまとめる “調停役”…!?
私から言わせれば、

どっちにも良いところは
あるからさ…
↑この男性が口にしているのは、意見 “ではありません” 。
コチラの男性が言っているのは、「A という意見も分かるし、B という意見も理解できる」ということですね。
「パンもいいし、ごはん(白米)もいいよね」というのは、それぞれの主張に「同調」しているだけで、意見を言っているわけではないのです。
分かりやすくするために、「A. パン派 or B. ごはん派」のそれぞれの意見を、1対1の会話で見てみましょう。
意見A

朝はパンじゃなきゃダメ!

朝はやっぱり、
パンが1番だよね!
意見B

お前、分かってないな…
白米だ。ごはんが絶対だ

「朝に食べるごはんこそ
日本人!」って感じ
だよね!
……どうでしょうか?
多少、おおげさに表現していますが、この「キミの意見は分かるよ」と口にする男性がやっていることは、はたして「中立的」なのでしょうか?
……違いますよね。
この男性がやっていることは、「相手への同調」です。
自分の意見を言うのでもなければ、どちらかの立場に寄りそうわけでもありません。
つまり、
この男性は “「中立的な立場」を取っていない” のです。
そもそも、人間関係において、「中立的な立場」とは、「自分の意見を言えない立場を取ること」を意味します。
それはつまり、中立的な立場を取ることには、「 意見を言わない『調停役』に徹すること」が要求されるのです。
「中立的な立場の人」——『調停役』は、自分の意見を言ってはいけない…!?
もう1つ、例を見てみましょう。

朝はパン派なんだよね

お前、分かってないな
白米だよ。白米が絶対だ。
↑この2人の意見に対して、さきほどは「同調」していた男性が、今度は「中立的な立場」をまっとうします。
それが、↓コチラです。

パンには「食べやすさ」という
メリットがあって、
白米は「栄養価が高い」のが
とても良いよね

パンと白米の
それぞれのメリットを
踏まえたうえで、
2人はどう思うかな?
……いかがでしょうか?
これが、人間関係における「中立的な立場」です。
「A. パン or B. 白米」という、異なる意見のそれぞれのメリットをハッキリさせたうえで、「キミたちはどう感じる?」と投げかけていますね。
そもそも、『中立』には、「どちらの立場も取らない」という意味があります。
「どちらの味方になること」もなく、また、「どちらに敵対すること」もない。
その立場を、『中立』と言います。
つまり、
中立的な立場の人は、「自分の意見」を言ってはいけないのです。
なぜなら、
意見を口にしてしまうと、中立ではなくなってしまうのですから。
人間関係では、「中立的な人」は必要とされない!?
人間関係では、基本的に「どの立場から発言しているか?」ということが求められます。
「あなたはどう思う?」や、「あなたはどう感じた?」という、「あなたの意見」が、なによりも大切なのです。
この点を踏まえて言うと、

どっちにも良いところは
あるからさ…
↑コチラの男性には、「自分の意見」がありませんね。
この男性がやってることは、「相手への同調』なのですから。
……しかし、「相手に同調する」というのは、「何も言っていない」のと同じです。
人間関係というのは、どの立場の人にも “良い顔” をする、いわゆる「八方美人」には厳しいものです。
だれしも、「八方美人は嫌われる」というフレーズを、一度は聞いたことがあるでしょう。
これを分かりやすく説明するために、さきほどの「A. パン派 or B. ごはん派」の話を、もう1度見てみましょう。
a意見A

朝はパンじゃなきゃダメ!

朝はやっぱり、
パンが1番だよね!
a意見B

お前、分かってないな…
白米だ。ごはんが絶対だ

「朝に食べるごはんこそ
日本人!」って感じ
だよね!
↑この「相手への同調」をくり返す男性が、このあとに言われるであろうフレーズは、目に見えています。
それが、↓コチラです。

…キミはどっちの味方なの?

キミは結局、
何が言いたいの?
↑この男性たちは、あくまでも中立的な立場でいようとする男性に、すこしばかりご立腹です。
そして、なぜ腹を立てているのかと言えば、その理由はシンプルです。
「だれかに嫌われるリスク」を背負おうともせずに、”みんなにいい顔” を取り続けているからです。
これが、「人間関係で中立的な立場をとろうとすると、必ず失敗する」の根拠です。
人間関係において、中立的な人 ——「透明人間」はいらない。
だれかの意見に同意すること ——「中立ではない、べつの立場を取ること」。
それから、「自分の意見をもつこと」が、人間関係では要求されます。
それはつまり、人間関係において、どの立場も取らない人 ——「透明 人間」は求められていないということです。
だからこそ、「八方美人は嫌われる」のですね。
……では、「中立的な人」が求められるのは、どのようなシーン(場面)でしょうか?
それは例えば、「議論」や「ビジネス」のような場面です。
それは、それぞれの舞台には、しっかりとした「目的」があるからです。
たとえばですが、ビジネスをする目的は、「利益を上げて社会に貢献すること」ですよね。
であれば、

私はAという案のほうが
利益が見込めると思います

私はB案のほうが
ユーザーのために
なると考えます!
↑コチラの男女に対して、

Aには〇〇という利点があり
Bのメリットは□□だな

これらを踏まえたうえで
話を進めていこう
↑この上司は、「中立的な立場」——『調停役』として、意見をまとめています。
このような人がいると、より建設的な話し合いができるようになりますよね。
2つの意見のメリットを踏まえたうえで、「よりユーザーに喜んでもらうためにはどうすべきか?」を話せます。
「利益を上げて社会に貢献すること」という目的を達成するために。
「中立的な人」が活躍するのは、このような場面です。
「中立ではないあなた」が人間関係では求められている。
その一方で、「人間関係の目的」とは、いったいなんでしょうか?
私なりの答えの1つは「目の前の人と仲良くなること」です。
目のまえの人と仲良くなり、たのしい時間をシェア(共有)することです。
であるなら「自分の意見を持たない人」は、この目的と合致しません。
「中立的な立場を取ること」は、人間関係においては、「みんなに “いい顔” をする」ということです。
嫌われるリスクを背負うこともなく、「意見A」があれば、そこに同調し、べつの「意見B」がでてくれば、そこにも同意します。
「自分の意見」を言えば、だれかに嫌われるかもしれませんから。
嫌われるのは怖いですよね。
私だって同じです。
……でも、それでもいいじゃありませんか。
少なくとも私は、勇気をもって、自分の意見を言う人のほうが好きです。
たとえば私は、「自分すげーーんスよww」と、しきりにアピールしたがる人はイヤです。
この「自分すごいアピールをしたがる人はイヤ」という立場を取れば、その人たちからは嫌われるかもしれません。
批判され、「アンタの意見は間違ってる!」と攻撃されるかもしれません。
……でも、それでいいんです。
なぜなら、人間関係に「中立的な立場の人」——「透明 人間」は “いらない” のですから。
中立的になる必要はありません。
人間関係で求められているのは、ほかの誰でもない「わたし自身」であり、「あなた自身」なのですから。
まとめるよっ!
→「なにも言っていない」のと同じ。人間 関係における「透明人間」。
今回はここまで!
「よい対人 関係」を築くために……【 参考 書籍 】
1000冊 以上の本を読んできた私が、「人間 関係についての “バイブル”」と考えている書籍が↓コチラ。
めっっちゃオススメです!!(゚Д゚)
↓コチラは、学問的に「対人 関係」を とらえた本。
日本の最高峰 ——「東京 大学」から出版されている書籍なので、内容も信頼性もバツグンです!!(゚Д゚)
コメント