「『脳』の働きと仕組みとは?」を簡単に分かりやすく解説っ【中枢神経系】

 

あせんと
あせんと

はいどーも! あせんとです!

 

今回は、
↓下記の結論に沿って お話していきますっ!

 

【『のう』の働き 】

→ 人間ヒトの「心とからだ」をコントロールする「人体の “司令しれいとう“」

【『のう』の4つの領域りょういき

1. 大脳だいのう
2. しょう
3. かん
4. 脳幹のうかん

【イラスト】脳の4つの領域

 

それじゃあ今回もいっくぞ~~っ!!(゚Д゚)

 

「『脳』の働きと仕組みとは?」を簡単に分かりやすく解説っ【中枢神経系】

スポンサーリンク

『脳』=『中枢 神経系』を構成する領域の1つ

脳+脊髄=中枢神経

 

のう』についての解説に入るまえに、ちょっとだけ「のう中枢ちゅうすう 神経しんけいけいの関係」について お話させてください。

 

のうという器官きかん臓器ぞうき)は、中枢ちゅうすう 神経しんけいけい』のなかまとして知られています。

 

分かりやすく言うと、
中枢ちゅうすう 神経しんけいけい』とはのう + 脊髄せきずい」によって構成こうせいされる「臓器ぞうきの集まり」のこと。

 

イメージ的には、
↓下記のような感じですね。

 

脳+脊髄=中枢神経

 

そして、
のう』をふくめた中枢ちゅうすう 神経しんけいけい』の はたらきとは、ざっくり言うと情報じょうほうの “伝達でんたつ やく“」

 

外部がいぶからの あらゆる刺激しげき情報じょうほうを、
のう』や『脊髄せきずい』をとおしてカラダじゅうへと伝えること —— それが、中枢ちゅうすう 神経しんけいけいのミッション(任務にんむ)。

 

刺激・情報が中枢神経系を通るようす

 

言ってみれば、
中枢ちゅうすう 神経しんけいけいのう + 脊髄せきずい)』とは、「人体の “連絡れんらくもう“」のようなものだと言えますね。

 

神経しんけい情報じょうほう 伝達でんたつについては、↓コチラの記事で解説しています!!(゚Д゚))

 

『脳』の働き → 人体における「司令塔」

脳=司令塔

 

中枢ちゅうすう 神経しんけいけい』のなかま ——
——のうという器官きかん臓器ぞうき)の はたらきは、「人体の “司令しれいとう管理コントロールする役割やくわり)”」となることです。

 

たとえばですが、
私たち人間は、『こころ』という目に見えないフシギなものを持っていますよね。

 

なにをかくそう、
「人のこころ」を生み出しているのは、私たちの頭にくっついている『のう』という器官きかんだとされています。

 

【イラスト】「心=脳」のイメージ

 

その証拠に、
↓以下の「心の はたらき」はすべて、のうによってコントロール(管理)されているのだとか。

 

【『のう』が生み出す「こころの働き」】

感情かんじょう
思考しこう
記憶きおく
経験けいけん
理性りせい
意識いしき
感覚かんかく五感ごかん
言語げんご
理解りかい…など

 

したがって、
のう機能きのう」がそこなわれれば、私たちの『こころ』は、不完全な はたらきをすることになります……。。(゚Д゚)

 

つまり、
私たちが持つ『心』とは、「脳内のうないで起きる “情報じょうほう 伝達でんたつ“」によって生み出されているのです。

 

「心 =『のう』が生み出す “生産せいさんぶつ“」

 

『脳』は、使えばつかうほど「鍛えられる」!?(゚Д゚)

【イラスト】『脳』が刺激されているようす

 

そして、
私たちの頭にくっついている『のう』という器官きかんには、おもしろい仕組みがあります。

 

それは、
のうトレ」ということばが流行っているように、「使えばつかうほど、きたえられていく」という点です。

 

あせんと
あせんと

「頭は使えるうちに
つかっておけ」というのは、
あながち間違いではない
のですねっ!!(゚Д゚)

 

たとえばですが、
記憶きおく』という心の はたらきがありますね。

 

ちなみに、
記憶きおく』をコントロールしているのは、おもに『海馬かいば』というのう領域エリアです。

位置的には↓以下のとおりです。

 

『海馬』の位置

 

ユニークなことに、
本を読んだり勉強することなどで『海馬かいば』というエリアに情報じょうほうを与え続けると、「記憶きおくりょく」が強化されます。

 

【イラスト】「脳の記憶力」が強化されるようす

 

逆に、
海馬かいば』の領域りょういき —— すなわち『記憶きおく』に情報じょうほう刺激しげきをまったく与えないと、「記憶きおくりょく」は爆下がりしていきます。

 

つまり、
まとめると↓下記のようになりますね。

 

【『のう』の仕組み 】

使用しよう 頻度ひんどのたかい領域エリア= 機能きのうがアップ!
使用 頻度のひくい領域 = 機能がダウン……

 

このような仕組みのことを、
のう科学かがく神経しんけい 科学かがく)では『シナプスの可塑かそせい(カタチを変えられる性質のこと)』と呼んでいます。

 

「使わない脳の機能」は、 “退化” する……!?(゚Д゚)

『退化』も『進化(変化)』の一部

 

『シナプスの可塑かそせい(カタチを変えられる性質)』について理解するためには、『進化』という考えが役に立つかもしれません。

 

↓下記の記事でも お話していますが、『進化』とは生物学的に言うと「変化」とおなじ意味。

 

「生き物の見た目や性質が変わること(変化)」を『進化』と呼んでいます。

 

進化=変化(退化も含む)

 

私たちの頭にくっついている『脳』という器官もまた、『進化』によってカタチ作られているため、いまもなお、その影響を多分に受けています。

 

その証拠に、
『シナプスの可塑かそせい』では、「使用頻度のたかいエリア」は、どんどん機能をアップさせていきますね。

 

【イラスト】『脳』が活動しているようす

 

反対に、
「使わない部位の機能」は、日を追うごとに “退化” していくため、発達が見込めなくなっていく……。。

 

これもまた、
『進化』による適応ー『退化』ですね。

 

『退化』も『進化(変化)』の一部

 

たとえばですが、
「深海魚の視力」に目を向けてみましょう。

 

深海に住む生き物たちのほっっとんどは、視力が弱いばかりか、そもそも「眼がない生き物」すら存在しています。

 

その理由としては、
シンプルに「眼を使う必要がない」から。

 

深海の 生き物
深海の 生き物

まっっ暗な深海で
過ごしてるんやから、
「眼」なんて無くても
問題なしやで(゚Д゚)

 

おなじように、
人間の『脳』という臓器もまた、「使わないんだったら、エネルギーの無駄だし要らなくね??(゚Д゚)」となるわけですね。

 

これが、
『進化』が生み出す『シナプスの可塑かそせい』のユニークな性質です。

 

「脳の機能」→ “役割 分担” が基本のキ!!(゚Д゚)

【イラスト】「脳の4つの機能」

 

それから、
のう』という器官きかんのもう1つの仕組みは、↓コチラにある通りです。

 

それぞれののう 領域りょういきによって、
「担当する機能きのう」が違うこと。

 

じつは、
ひとくちに『のう』と言っても、それぞれのエリア(領域りょういき)によって、はたらいている機能きのうが異なるのです。

 

たとえばですが、
これから ご紹介する『大脳だいのう』という領域エリアでは、おもに「思考しこう感情かんじょう意思いし……」などといった機能きのうを担当しています。

 

その一方で、
間脳かんのう』というエリアでは、「生きていくために必要な活動」——「生命せいめい 活動かつどう」の役目をになっているのだそう。

 

それ以外の領域エリア機能きのうについて、
分かりやすくまとめると、↓下記のようになりますね。

 

【『のう』の4つの領域りょういき
1.『大脳だいのう
→「人間らしい “思考”」をコントロール
2.『しょう脳』
→「すべての運動うんどう 機能きのう」を調節ちょうせつ
3.『かん脳』
→「生命せいめい 活動かつどう ①」を管理
4.『脳幹のうかん
→「生命せいめい 活動かつどう ②」を管理【イラスト】「脳の4つの機能」

 

ちなみに、
このようなのうの仕組みを『機能きのう 局在きょくざい』と呼びます。

 

【『のう機能きのう 局在きょくざい』とは?? 】

→「限られた場所(領域エリア)」に「限られた機能きのう」がられていること。

 

それではまず、
大脳だいのうという領域りょういきの活動から、くわしく見ていきましょう。

 

脳の領域 ① →『大脳』

大脳の位置

 

大脳だいのうは、
「”人間らしさ” をコントロールする領域エリアだとされています。

 

 

……と、
「人間らしさ」と言われても、ちょ~~っと抽象ちゅうしょうてきすぎますよね。

 

もうすこし具体的に言うと、
大脳だいのうがコントロールする「人間らしさ」とは、↓下記のような働きのことです。

 

・ものごとを考える
思考しこう
・「何かやろう!」と考え、決める
意思いし』『判断はんだん
・ものごとを覚える
記憶きおく
・「よろこび」「恐怖きょうふ」などを感じる
情動じょうどう感情かんじょう)』
・「ことば」を使う
言語げんご
刺激しげきから受ける “感じ”
感覚かんかく…など

 

記憶きおく』が無ければ、
私たちはものごとを覚えたり、学習がくしゅうすることはできません。

 

おなじように、
情動じょうどう感情かんじょう)』がなければ、相手を思いやることも、だれかの気持ちに共感きょうかんすることもできない……。

 

さらに言うと、
記憶きおく言語げんご思考しこう…」などの機能きのうがシッカリと働くことによって、私たちの「人間らしい行ない」が生まれます。

 

【イラスト】『脳』が活動しているようす

 

このように、
私たちの「人間らしさ」をいろどっているのが、他ならぬ『大脳だいのう』なのです。

 

『大脳』を構成する「5つのエリア」

大脳の5つの領域

 

ちなみに『大脳だいのう』は、
のうのなかでも、「もっっとも大きい領域りょういきだとされています。

 

人間ののうは、
重さにして1,350gくらいだとされていますが、大脳だいのうは、そのうちの800gをめるのだとか。

 

大脳だいのうのおもさ = 約800g
のうの重さ = 約1,350g)

 

つまり、
のう全体ぜんたい りょうの約60%」は、『大脳だいのう』によって構成こうせいされていることに。

けっこうな割合ですよね。

 

そして、
のうのなかでも大部分をめる『大脳だいのう』は、↓下記のとおり「5つの領域りょういきに分けられています。

 

【『大脳だいのう』の5つの領域りょういき

1. 大脳だいのう 皮質ひしつ
2. 大脳 髄質ずいしつ白質はくしつ
3. 大脳 底核ていかく
4. 大脳 辺縁へんえんけい
5. 脳梁のうりょう

 

脳の領域 ② →『小脳』

小脳の位置

 

小脳しょうのうは、
その名のごとく、とっっても小さな領域りょういきです。

 

なんと、
のうみそ全体で言えば、たった10%くらいの比率ひりつしかありません。

重さで言うと、約120~140g。

 

全体の60%をめる『大脳だいのう』とは、おおきな違いですね。

 

小脳しょうのう』の重さ = 約120~140g
(『大脳だいのう』の重さ = 約800g)

 

 

……しかし、
容量が小さいからといって、あなどるなかれ。

 

小脳しょうのう』は、
ちいさいながら、「すべての運動うんどう 機能きのうのチューニング(調節ちょうせつ)」をおこなう器官きかんなのですから。

 

『小脳』を構成する「3つのエリア」

【イラスト】『小脳』を億生する3つのエリア

 

小脳しょうのう』について理解するためのキーワードは、『運動』です。

 

それはたとえば、
筋肉きんにくちからを入れること ——「きん緊張きんちょう(筋 収縮しゅうしゅく)」。

 

その他には、
「バランス感覚かんかく維持いじ」や「の動き」など、「からだの運動うんどう」にかかわる仕事を、すべて引き受けているのだそう。

 

そして、
小脳しょうのう』を機能きのう べつにすると、↓下記の「3つのエリア」に分けられます。

 

【『小脳しょうのう』の “機能きのう べつ” の分類 】

1. 前庭ぜんてい 小脳しょうのう小脳)

→「平衡へいこう 感覚かんかく」と「眼球がんきゅう 運動うんどう」のチューニング。

2. 脊髄せきずい 小脳しょうのうきゅう小脳)

→「体幹たいかん(『腹腔ふくくう』を支える4つの筋肉きんにく)」と「手足の運動うんどう」を調節ちょうせつ

3. 大脳だいのう しょう脳(しん小脳)

→『運動うんどう』のプランニング(計画)・『五感ごかん』への評価。

 

 

脳の領域 ③ →『間脳』

間脳の位置

 

間脳かんのうは、
「ヒトの生命せいめい 活動かつどうの中心」となるエリア(領域りょういきです。

 

かんたんに言うと、
生命せいめい 活動かつどう」とは、「生きていくために必要なすべての活動」のこと。

 

具体的に言うと、
↓これらが「生命せいめい 維持いじにかかわる活動かつどう生命せいめい 活動かつどう)」の数々です。

 

呼吸こきゅう
睡眠すいみん
生殖せいしょく 行動こうどう セッ……
心臓しんぞう鼓動こどう心拍しんぱく
摂食せっしょく 行動こうどう(食べる・飲む)…など

 

そして、
間脳かんのう』は多くの機能きのうをもつ領域エリアです。

 

間脳かんのうのはたらき」を分類すると、↓下記の3つに分けられます。

 

【『間脳かんのう』の働き 】

1.『自律じりつ 神経しんけい』の調節ちょうせつ
2.「ホルモン分泌ぶんぴつ」の調整ちょうせい
3.『五感ごかん』の中継ちゅうけい

 

『間脳』を構成する「4つの領域」

間脳の4つの領域

 

さらに言うと、
これら3つの活動は、『間脳かんのう』を構成こうせいする「4つの領域エリア」に、それぞれ振り分けられています。

 

つまり、
ひとくちに『間脳かんのう』といっても、もぉ~~っと細かい領域りょういきに分けられ、それぞれが異なる働きをしているのですね。

 

あせんと
あせんと

ややこしい
ですね……(゚Д゚)

 

間脳かんのう』における4つのエリアは↓下記のとおりです。

 

【『間脳かんのう』の4つの領域エリア 】

1. 視床ししょう

→『五感ごかん』の中継ちゅうけい

2. 視床 下部かぶ

→『自律じりつ 神経しんけい』の調節ちょうせつ
→「ホルモン分泌ぶんぴつ」の調整ちょうせい

3. 松果しょうかたい

→『メラトニン(ホルモンの1種)』の分泌ぶんぴつ

4. 脳下のうか 垂体すいたい垂体すいたい、とも)

→「ホルモン分泌ぶんぴつ」の調整ちょうせい

 

脳の領域 ④ →『脳幹』

脳幹の位置

 

さきほど、
間脳かんのう』の お話のときに、「生命せいめい 活動かつどうの中心」というフレーズがでてきましたね。

 

 

……じつは、
私たちの生命せいめい 活動かつどうをコントロール(管理)しているのう領域りょういきは、『間脳かんのう』だけではありません。

 

脳幹のうかんもまた、
間脳かんのうとおなじく生命せいめい 活動かつどうの中心となるエリア」として活動しているのです。

 

ちなみに、
脳幹のうかん機能きのう」を大きく3つに分けると、↓このようになります。

 

【『脳幹のうかん』の機能きのう

1.『自律じりつ 神経しんけい』の調整ちょうせい
2.「視覚しかくちょう覚・覚・しょっ覚」の中継ちゅうけい
3. ホルモンの分泌ぶんぴつ

 

↓コチラの「間脳かんのう機能きのう」とを見比べると、両者が いかに “そっくりさん” なのかが理解できますね。

 

【『間脳かんのう』の働き 】

1.『自律じりつ 神経しんけい』の調節ちょうせつ
2.「ホルモン分泌ぶんぴつ」の調整ちょうせい
3.『五感ごかん』の中継ちゅうけい

 

『脳幹』と『間脳』は、まるで “兄弟” …!?(゚Д゚)

『脳幹』と『間脳』は兄弟…!?(゚Д゚)

 

そして、
脳幹のうかん』もまた間脳かんのうのときと同じように、いくつかのエリアに分けられます。

 

脳幹のうかん』は、
↓下記の「6つののう 領域りょういき」に分割されているそうです。

 

【『脳幹のうかん』の6つの領域りょういき 】

1. 中脳ちゅうのう
2. 腹側ふくそく 被蓋野ひがいや
3. 赤核せきかく
4. きょう
5. 青斑核せいはんかく
6. 延髄えんずい

 

じつを言うと、
間脳かんのう』は、学問的な定義ていぎによっては、「脳幹のうかんのなかま」として数えられることもあるのだとか。

 

言うなれば、
脳幹のうかん』と『間脳かんのう』は “兄弟きょうだい姉妹しまい)” のようなもの

 

この “兄弟きょうだい姉妹しまい)” の はたらきで、
私たちの「生きていくために必要な活動」——「生命せいめい 活動かつどう」がいとなまれているのです。

 

あせんと
あせんと

脳幹のうかん』と『間脳かんのう』には
頭が上がりませんね!!(゚Д゚)

 

『脳』の構成 成分 →「脂質(脂肪):6 = タンパク質:4」

【イラスト】「脳の構成成分」=「脂質(脂肪):6=:たんぱく質:4」

 

さて。

ここまでの話で↓下記の内容については ご理解いただけたでしょうか。

 

のう』=「心とからだ」の “司令しれいとう

 

このさきでは、
「『のう』を構成こうせいしているものは何か?」という点にフォーカスして(焦点を当てて)、話を進めていきましょう。

 

さきに結論を言うと、
のうの “構成こうせい 成分せいぶん“」については、↓コチラにあるとおりです。

 

【『のう』の構成こうせい 成分せいぶん

1.『脂質ししつ脂肪しぼう)』
→ 60%
2.『たんぱく質』
→ 40%
みず(H2O)」をのぞ

 

のう』をふくめ、
筋肉きんにく小腸しょうちょう腎臓じんぞう……」など、そのほかの人間ヒト臓器ぞうき組織そしきは約80%くらいが「みず(H2O)」で構成こうせいされます。

 

しかし、
えいようのみにかぎると、『のう』という器官きかんは『脂質ししつ脂肪しぼう)60%』と『タンパク質40%』で作られているのです。

 

6割が『脂質ししつ脂肪しぼう)』で構成こうせいされているので、手触りはプニプニしていて、まるで「プリン♡」のようなのだとか。

 

【イラスト】『脳』≒ プリン?

 

「特定の成分しか通さない “フィルター”」=『脳 血液関門』

【イラスト】『脳血液関門』=「フィルター」

 

いまいちど、
「脳の構成 成分(比率)」について↓下記にまとめましょう。

 

のう』の構成こうせい 成分せいぶん
↓ ↓
脂肪しぼう:6 = タンパク質:4」

 

そして、
これまた『のう』には “ユニークな仕組み” があります。

 

じつは、
この臓器ぞうきには「特定の成分せいぶんしか通さない “フィルター”」のような機能きのうがあるのです。

 

この仕組みは、
のう科学かがく神経しんけい 科学かがく)で『脳 血液けつえき関門かんもんと呼ばれています。

 

【イラスト】『脳血液関門』

 

私たちのカラダには、
あますところなく(すべての場所で)、『血管けっかん』がめぐらされ、そのなかには『血液けつえき』が通っていますね。

 

イメージ的には、
↓下記のような感じです。

 

【イラスト】全身に血液が通っているようす

 

さまざまな成分せいぶんえいようを運んでいる『血液けつえき』ですが、『のう』と『脊髄せきずい』のあいだには “関所せきしょ” があります。

 

ようは、
「『のう』が “認めた” 成分せいぶん」しか通さないような “フィルター or バリア” のような仕組みがあるのです。

 

【イラスト】『脳血液関門』=「フィルター」

 

「脳の “エネルギー源”」=『グルコース(『糖質』の1種)』

【イラスト】脳の "エネルギー源" =『グルコース』①

 

そして、
のう 血液けつえき関門かんもん』を とおる成分せいぶんのなかでも、とくにのうの “エネルギー源”」となるえいようがあります。

 

それは、
『グルコース(『糖質とうしつ』の1種)』です。

 

【イラスト】脳の "エネルギー源" =『グルコース』②

 

私たちが食べものから摂取せっしゅした『糖質とうしつ炭水たんすい化物かぶつ)』は、からだの中で分解ぶんかいされ、『小腸しょうちょう』にて吸収きゅうしゅうされます。

 

そして、
血液けつえきという「人体の “輸送ゆそうポンプ”」に吸い上げられたグルコースは、『脳 血液けつえき関門かんもん』を通ることで『のう』へ運ばれる。

 

【『糖質グルコース』の移動いどう 順路じゅんろ

くちから小腸しょうちょう

② 小腸から血液けつえきのなかへ

③ 血液からのうへ(このときに『脳 血液けつえき関門かんもん』を通過つうか

 

そして、です。

 

これまでに ご紹介してきた、
思考しこう感情かんじょう記憶きおく理解りかい……」などののうのはたらき ——「心の機能きのう」は、糖質グルコースをもとにして活動するのだとか。

 

このように、
のうの “フィルター” を とおって活躍する『グルコース』という成分せいぶんは、「エネルギー源」として はたらくのです。

 

【イラスト】脳の "エネルギー源" =『グルコース』①

 

のう 血液けつえき関門かんもん』を通過つうかする ほかの物質ぶっしつたちについては、ざっくりと↓コチラにまとめておきます。

どうぞ、ご参考くださいね。

 

【『のう 血液けつえき関門かんもん』を通る成分せいぶんの一覧 】

・グルコース(糖質とうしつの1しゅ
・ケトンたい脂質ししつの1種)
各種かくしゅアミノさん(たんぱく質の1種)
→ フェニルアラニン
→ トリプトファン
→ イソロイシン
→ ロイシン
→ グリシン
→ バリン
→ グルタミンさん
→ アスパラギンさん…など

 

『ミラーニューロン』→「他人の脳」を “コピーする” !?(゚Д゚)

【イラスト】『ミラーニューロン』が人間の脳内で活動するようす

 

それでは最後さいごに、
のうのユニークな仕組みについて、もう1つだけ お話させてください。

 

私たちののうには、
『ミラー ニューロン』と呼ばれる「他人ののうを “コピーする”」という神経しんけい 細胞さいぼうがあるとされています。

 

【『ミラー ニューロン』とは?? 】

→「他人ののうを “コピーする” 神経しんけい 細胞さいぼうのこと。

 

まだまだ仮説のいきを出ないのでハッキリと断定だんていはできませんが、こののう機能きのうはコミュニケーションにおいて「共感きょうかん」に ひと役買っているそうです。

 

たとえばですが、
「もらい泣き」ということばにあるように、「他人の悲しみ」を「自分のこと」のようにとらえることがありますね。

 

↓下記のような感じですね。(?)

 

ええぃい~あぁ~キミから
もら~い泣~きぃ~♪(゚Д゚)

 

じつは、
このようなコミュニケーションは、『ミラーニューロン』の働きによるところが大きいのでは、とされています。

 

ミラーニューロンは、「鏡写し」。

【イラスト】「脳の鏡合わせ」

 

『ミラー ニューロン』の本質は、かんたんに言うと “モノ真似まね” です。

 

「あいての行動こうどう」や「他人の感情かんじょう」などを “マネ” することで、他者への「共感きょうかん」を引き出すことができる……。

 

さながら、
鏡写かがみうつし」のように、相手の行動こうどうや気持ちを “マネ” するのです。

 

【イラスト】「脳の鏡合わせ」

 

のう科学かがく神経しんけい 科学かがく)における実験では、
サルを対象として研究をおこなったところ、あいての行動こうどうを “見るだけ” でも「共感きょうかん」を引き出すことができました。

 

具体的に言うと、
あいてのサルの『腹側ふくそく 運動うんどう前野ぜんや』という領域エリアが活性化したことをに、もう一方のサルのおなじのう領域りょういきも活発化。

 

【イラスト】『ミラーニューロン』がサルの脳内で活動するようす

 

さらに言うと、
人間の『下前かぜん 頭回とうかい(サルの『腹側ふくそく 運動うんどう前野ぜんや』に該当がいとう)』でも、おなじような「のうの活性化」がみられました。

 

つまり、
「相手ののう 領域りょういきの活動」を “マネ” するかのように、サルと同じく人間も自分ののうみそを活性化させたのです。

 

【イラスト】『ミラーニューロン』が人間の脳内で活動するようす

 

「感情の “写し鏡”」——『情動 感染』

【イラスト】良い人間関係②

 

「ミラー ニューロン」の働きは、
私たちの「心の機能きのう」—— とくに、『感情かんじょう』にきょうっっれつ影響えいきょうをあたえます。

 

たとえばですが、
「イライラしてる人」や「怒っている人」の近くにいると、自分まで “イヤな気持ち” に感じたことはありませんか?

 

【イラスト】「イライラしている人」に困っているようす

 

その逆に、
人生を楽しんでいる人の近くにいると、なんだか自分まで「楽しい気持ち」になることがありますよね。

 

じつはコレ、
「ミラーニューロン」の はたらきによって、相手の感情が あなたに “感染うつる” ことが原因で生じるもの。

 

この感情かんじょう伝染でんせんのことを、心理学では情動じょうどう 感染かんせんと呼んでいます。

 

【『情動じょうどう 感染かんせん』とは?? 】

→「ミラーニューロン」の はたらきにより、相手の感情かんじょうが自分にも “感染うつる” こと。

 

人間ヒトの『感情かんじょう』は、
“私” や “あなた” という「”いち個人こじん” の心の機能きのう」だと思われがちですが、そうではありません。

 

感情かんじょう』は、
“他人に感染うつるもの” なのです。

 

感情が “感染うつる” がゆえに、
見ず知らずの人の “なみだ” に「もらい泣き」することができ、 “他人のよろこびび” を まるで自分のことのように共感きょうかんできる。

 

なんとも、
私たちが持つ『のう』という器官きかん臓器ぞうき)—— それから、『心』とはなものですね。

 

まとめるよっ!

 

【『のう』のはたらき 】

→ 人間の「心とからだ」をコントロールする器官きかん臓器ぞうき)。
→ 人体における司令しれいとう

【『のう』の4つの領域りょういき
1.『大脳だいのう
→「人間らしい “思考”」をコントロール
2.『しょう脳』
→「すべての運動うんどう 機能きのう」を調節ちょうせつ
3.『かん脳』
→「生命せいめい 活動かつどう ①」を管理
4.『脳幹のうかん
→「生命せいめい 活動かつどう ②」を管理【イラスト】「脳の4つの機能」

 

【『のう』のユニークな仕組み ① 】

1.『シナプスの可塑かそせい

→「のう 領域りょういき使用しよう 頻度ひんど」に応じて、担当する機能きのうが “強化きょうか” されたり “弱化じゃくか” される仕組みのこと。

2.『のう機能きのう 局在きょくざい

領域エリアに応じて、それぞれの担当する機能きのうが異なる仕組みのこと。

 

【『のう』のユニークな仕組み ② 】

3.『のう 血液けつえき関門かんもん

→「特定の成分せいぶんしか通さない のうのフィルター”」。

4.『ミラー ニューロン』

→ 他人ののうの はたらきを「鏡写かがみうつし」のように “コピー” する神経しんけい 細胞さいぼうのこと。

 

今回も読んでくれてありがとっ!!(゚Д゚)

神経系
スポンサーリンク
スポンサーリンク
この記事をシェアっ♡♡
あせんとをフォローっ♡♡
コンビニ店員 人間関係とお金を語る

コメント