「セロトニンとは何か?」を簡単に分かりやすく解説っ♡♡【神経伝達物質】

 

あせんと
あせんと

はいどーも! あせんとです!

 

今回はぁ、「『セロトニン』とは何か?(゚Д゚)」っつーーあなたのためにぃ、俺氏がかんたんに解説しちゃうゾ☆ のコ~~ナ~~っ♡♡

 

結論を言うよっ♡♡

 

『セロトニン(serotonin)』っつーーのはぁ、からだの中で活動する神経しんけい 伝達でんたつ物質ぶっしつの1つ」だゾっ♡♡

 

んで、セロトニンは「メンタル バランスをたも神経しんけい 伝達でんたつ物質ぶっしつとしてぇ、脳みそン中で働いてるゾっ♡♡

 

【『セロトニン』とは?? 】

a人間ヒトの「心のバランス」をキープする神経しんけい 伝達でんたつ物質ぶっしつ

 

言ってみればぁ、セロトニンは「心のバランス」をキープしてくれる『調整ちょうせい役』っつーーことだねっ♡♡

 

はいっ♡♡

かんたん簡単っ♡♡

 

ほんだらば、「セロトニンが持つ8つの特徴」を↓にまとめるゾっ♡♡

 

【『セロトニンの8つの特徴

メリット(安定した分泌)
a1. 気分が落ちつく
a2.「不安感」を取りのぞく
a3. 集中力を高める
a4. よく眠れるようになる
a5. スッキリ起きられる

デメリット(分泌 不足)
a6. ガマンができなくなる
a7. 性欲がめっっちゃ強くなる
a8.「食べ過ぎ」を止められない

 

それじゃあ今回もいっくよ~~☆☆

 

「セロトニンとは何か?」を簡単に分かりやすく解説っ♡♡【神経伝達物質】

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「そもそも『神経伝達物質』とは何か?」を2分で解説!

神経伝達物質=情報の伝達役

 

セロトニンさんの説明に入るまえに、ちょっとだけ「『神経しんけい 伝達でんたつ物質ぶっしつ』とは何か??」をおさらいしましょう。

 

神経しんけい 伝達でんたつ物質ぶっしつとは、「ヒトの脳内ではたらく情報の運搬うんぱん』」のことでしたね。

 

人間がもっている『感情かんじょう』や『記憶きおく』、それから『意思いし』などといったものは全て、脳みそからすれば情報』です。

 

【 脳が『情報じょうほう』と認識にんしきするもの 】

・感情
・記憶
・意思
・痛み
・光の強さ
・栄養素…など

 

神経しんけい 伝達でんたつ物質ぶっしつには、これらの情報を「『神経しんけい 細胞さいぼうneuronニューロン』のもとへと運ぶ」という任務があります。

 

それはちょうど、↓こんなイメージです。

 

神経伝達物質が脳内で神経細胞へ情報を伝達している様子

 

神経 伝達物質 =「運搬」 神経 細胞 =「伝達」

神経伝達物質→運搬 神経細胞→伝達

 

そして、『神経 細胞』は、私たちの脳みそに情報を伝えてくれる『伝達でんたつ役』です。

 

神経 細胞が、神経しんけい 伝達でんたつ物質ぶっしつが運んできた情報をキャッチすることで、まるでバケツリレーのように、情報が伝わっていきます。

 

 

……しかし、神経 細胞はとっっても優秀なのですが、「情報伝達でんたつ+ 情報処理しょりに特化しすぎているせいか、他のことが一切できません

 

なので、神経 細胞に代わって、情報を運んでくれる「代役」が必要になりますね。

 

なにをかくそう、この代わりこそが、『神経しんけい 伝達でんたつ物質ぶっしつ』なのです。

 

つまり、それぞれの役割は、↓このようにまとめられますね。

 

神経しんけい伝達でんたつ物質ぶっしつ ← 本日の主役☆
a情報の運搬うんぱん

神経細胞
a→ 情報の『伝達でんたつ役』

 

セロトニン =「心のバランス」を保つ神経 伝達物質

セロトニン=メンタルバランスの「調整役」

 

……さぁ。

ここで、お待ちかねの『セロトニン(serotonin)さんが登☆場です。

 

さきに結論を言うと、セロトニンは「メンタル バランスの調整役」として、脳内ではたらく物質。

 

冒頭ぼうとうでもお話したように、セロトニンは「不安感を取りのぞく」や「気分をおちつかせる」などの活動をします。

 

これは、からだの中にある神経のはたらきを調節してくれることで起きる、「こころの反応」です。

 

つまり、セロトニンとは、「こころの調整ちょうせい役」として はたらく物質なのです。

 

セロトニンの特徴 ① → 気分が落ち着く

セロトニンによる気分の「落ちつき」

 

それでは次に、「セロトニンが活動すると、身体にどんなことが起きるのか?」を見ていきましょう。

 

まず1つめが、「気分の落ち着き」という効果です。

 

そしてこれは、ふく 交感こうかん神経しんけいのはたらきが活発になること」によって引き起こされています。

 

べつの記事でお話していますが、人間ヒトの『興奮』や『落ち着き』といった感情は、「自律 神経のはたらき」によって生まれるもの。

 

かんたんにまとめると、↓このようになります。

 

交感こうかん 神経しんけいが活発に!
a興奮が生じる。

ふく 交感こうかん神経しんけいが活発化
a落ち着きがうまれる。

 

交感 神経は、「落ち着き」を与えてくれる神経 ——『ふく 交感神経』とあわせて、『自律じりつ神経』と呼ばれています。

 

自律神経は「シーソーの関係」にあり、片方が優位になると、もう一方のちからは弱くなります。

 

イメージにすると、↓このような感じですね。

交感神経と副交感神経が「シーソーの関係」にあることの様子

セロトニン=「自律 神経のはたらき」を調整!

セロトニン=自律神経の働きを整える1

 

あなたが勉強や仕事をしているときというのは、からだが活動している状態です。

 

つまり、交感こうかん 神経しんけいが優位にはたらいて、全身が「活動モード」に入っているということですね。

 

 

……しかし、自律神経が乱れると、「活動モード」に入るべきところで、なぜかヤル気が出なくなってしまいます。

 

また逆に、寝るまえなどの落ち着いた状態 ——「安静あんせいモード」になるべきところで、からだが活発になったりします。

 

「自律神経の乱れ」によって、「活動モード」と「安静モード」があべこべに(おかしく)なってしまうのですね。

 

↓コチラは、そのイメージです。

 

活動モードと落ち着きモード

 

『セロトニン』には、このような「自律 神経の乱れ」を整えるはたらきがあるとされています。

 

セロトニンさんが自律 神経にはたらきかけてくれることで、私たちは「心の安定性」を手に入れられるのです。

 

セロトニンの特徴 ② →「不安感」を取り除く

不安な気持ちを取り除いてくれる!

 

セロトニンには、「心の不安感を取りのぞく」という効力があります。

 

『不安感』というのは、

 

ビジネスマン
ビジネスマン

明日のプレゼン、
大丈夫かなぁ…
上手くできるかな…?

女子高生
女子高生

今日の期末テスト…
勉強はしたけど、
とっても不安だわ…

 

↑コチラの男女が抱いているような気持ちのこと。

 

「大丈夫かなぁ…(゚Д゚)」「失敗しないかなぁ…(゚Д゚)」という感情のことです。

 

『セロトニン』は、不安や焦り、それから緊張などの気持ちを軽減してくれます

 

これもまた、さきほどご紹介した、「自律 神経を整えること」による効果です。

 

セロトニン不足による、心の「”不” 安定化」…!?

セロトニン不足 =「こころの不安定化」!?

 

「気持ちの落ちつき」や、「不安感の軽減」などの活躍をみせるセロトニン。

 

 

……それでは逆に、この物質が不足すると、私たちの心はどうなってしまうのでしょうか?

 

極端な例を言ってしまうと、セロトニン不足は「こころの不安定化」に影響えいきょうしてしまいます。

 

セロトニンは、「心のバランス」をキープしてくれる神経しんけい 伝達でんたつ物質ぶっしつ

 

そして、不安ふあんかん」が強くなるのは、「脳内のセロトニン分泌ぶんぴつのバランスが崩れること」が大きな要因です。

 

「落ち着きなはれ(´・ω・)」と、命令してくれるはずのセロトニン。

 

そのセロトニンが足りなくなってしまえば、当然、脳に指令を出す人(?)がいなくなってしまいます。

 

もしもあなたが、

 

なんかこの頃、気分が
落ち着かないなぁ…

ちょっとの物音で
ビックリする
わ…

 

↑この男女のように感じることが増えてきたなら、「セロトニン不足うたがってみてもいいかもしれません

 

セロトニンの特徴 ③ → 集中力を高める

セロトニンと集中力

 

神経科学では、セロトニンの量が適切に分泌ぶんぴつされると集中力が高まると言われています。

 

ついでに言うと、色彩心理学では、あお集中力を高め、落ちつきを与える色」だとされているそうです。

 

そして、これにはセロトニンさんが関係しています。

 

なぜかは分かりませんが、「人間ヒト青色をみるとセロトニンの分泌がうながされる」と実証じっしょうされているのです。

 

青色のシャーペン(ボールペン)で勉強すると、効率が良くなる!」というのは、決して都市伝説ではありません。

 

『色』——『色彩』によって、神経しんけい 伝達でんたつ物質ぶっしつの分泌 りょうが変わる。

なんとも不思議ですね。

 

セロトニンの特徴 ④ → よく眠れるようになる(Zzz…)

セロトニンによって快適な睡眠が。。zZZ

 

あせんと
あせんと

Zzz…

あせんと
あせんと

Zzz……

 

あせんと
あせんと

Zz……ハッ!?(゚Д゚)

 

……すみません。

 

どうやら、セロトニンの適度な分泌ぶんぴつにより「心地よい眠りに落ちていた」ようです。

 

せっかく、あなたが私の話を聞きにきてくださったというのに、このような粗相そそう(ミスを……申しわけありません。

 

 

……というように、適切な量のセロトニンが分泌されると、ヒトは「しつの良い睡眠」ができるようになります

(どういうように??)

 

セロトニンと『概日(がいじつ)リズム』

「セロトニン」と「1日の生活リズム」

 

「質の良い睡眠」には、「きちんとした睡眠 習慣」が欠かせません。

 

昼夜逆転ぎゃくてんの生活をしてしまったとき、私たちは「体内 時計がくるった!(゚Д゚)」と言うことがありますねよね。

 

この「体内時計」のことを、生理学では概日がいじつリズム(サーカディアン リズム)と呼んでいます。

 

人間の生活」は、地球の自転じてん 周期しゅうきにあわせて、「1日24時間」を基準としていますよね。

 

 

……しかし、なぜかは分かりませんが、ヒトの体内時計は「24時間よりも “ちょっと多めに” 設定されている」のだそう。

 

地球の自転周期と人間の体内時計の違い

 

これでは、普通に生活していたら、少しずつ時間がズレていってしまいますよね。

 

そこで、この「24時間ちょっと」という周期を「24時間キッカリ」に修正する必要があります。

 

そのためにするべきことは……「朝日をびること」。

 

これだけです。

 

言ってみれば、「日光をあびること」は、「概日リズムのリセット」

 

「質のよい睡眠」を取るためには、「概日リズムのリセット」によって、きちんとした睡眠 習慣をつくる必要があるのです。

 

「日光浴」は、セロトニンの活動をスタートさせる “スイッチ”

「日光浴」でセロトニンのスイッチON!!

 

朝日をあびると、『概日がいじつリズム(体内時計)』が24時間にリセットされます。

 

では、「体内 時間がリセットされるメカニズム」

 

 

……その理由は、「朝日によってセロトニンが活動を始めるから」です。

 

言ってみれば、日光浴にっこうよく」というのは、セロトニンの働き —— ヒトの体内 活動をアクティベート(活性化)させる “スイッチ” なのです。

 

現代は「気分が落ちこみやすい時代」だと言われていますが、これは「日の光」も大きな要因だとされています。

 

ビルやオフィスなど、建物ないにいることの多い現代人は、「朝日」や「日光」をきちんと浴びること少ないのです。

 

日の光を浴びないせいでセロトニンをはじめとした神経伝達物質のバランスが崩れてしまいやすい、と言えます。

 

セロトニン → 夜にかけて分泌量を減らしていく…(つ∀-)オヤスミー

セロトニンは夜にかけて分泌量を減らしていく

 

夜にぐっすりと眠れるのは、日中にセロトニンなどの神経伝達物質がた~~っくさん働いてくれているからです。

 

しかし、神経伝達物質さんも1日中ずーーっとはたらいているわけではありません。

 

同様に、セロトニンさんも夕方から夜にかけて分泌ぶんぴつ量を減らしていきます

 

簡単に言うと、夜が深まるにつれて神経伝達物質さんたちがからだを休める準備を進めていくのです。

 

セロトニンの分泌と『メラトニン』の合成

セロトニンの分泌と『メラトニン』の合成

 

夜にかけてセロトニンさんたちが減少していくのと入れ替わりで、『メラトニンというホルモンが顔を出してきます

 

ちなみに、『ホルモン(hormone)』とは「体内たいないでヒトの生命せいめい活動にやくつ化学物質」でしたね。

 

具体的に言うと、『メラトニン(melatonin)脈拍みゃくはく・体温・血圧を低下させる作用をもつホルモンです。

 

「脈拍・体温・血圧」—— これら3つが減少していくと、人間ヒトは、

 

あせんと
あせんと

……あっ(゚Д゚)

あせんと
あせんと

もうそろそろ寝る時間か(`・ω・)

 

↑の私と同じく、「そろそろ寝る準備できたわ(`・ω・)」と感じるようにできているのです。

 

それはつまり「メラトニンの合成・分泌」によって、ヒトはぐっすりと眠れるようになるということ。

 

そして、メラトニンはセロトニンから合成される物質」です。

 

なので、起きているあいだに日の光を浴びて、セロトニンを分泌させなければいけないのです。

 

セロトニンの特徴 ⑤ → スッキリ起きられる!

セロトニンで目覚めパッチリ☆

 

日中のセロトニンの分泌」と「夕~夜のメラトニンの合成」は、どちらが欠けてもいけません。

 

メラトニンが合成されなければ、「④ よく眠れるようになる」は実現できません。

 

その一方で、朝にセロトニンが分泌されなければ、自律 神経がうまく働かないのでスッキリ起きられません。

 

さきほどもお話したように、「日光浴」は私たちの体内活動をスタートさせる “スイッチ” でしたね。

 

日光浴にっこうよく
aヒトの体内活動をアクティベート(活性化)させるスイッチ

 

「自律 神経の調整役」であるセロトニン。

 

この物質が体内で動き出すことによってはじめて、私たちは気持ち良い起床ができるのです。

 

セロトニンの特徴 ⑥ → ガマンができなくなる

セロトニン不足→我慢ができなくなる

 

さて。

ここからは、「そく面」——「セロトニン不足によるデメリット」を見ていきましょう。

 

セロトニンが安定的に分泌ぶんぴつされていれば、私たちは↓コチラの「5つのメリット」を受け取れます。

 

a1. 気分が落ちつく
a2.「不安感」を取りのぞく
a3. 集中力を高める
a4. よく眠れるようになる
a5. スッキリ起きられる

 

……ですが、怖いのは「セロトニンが足りなくなったとき」です。

 

まずお伝えしたいのは、「セロトニン不足により、感情コントロールができなくなってしまう」ということ。

 

感情のコントロールができなくなると、ヒトは「ガマン弱く」なります

 

「衝動買い」なんかも、その1つのカタチですね。

 

そして、「ガマンができなくなること」は、このあとでご紹介する『性欲』や、『食べ過ぎ』と深く関係しています

 

セロトニンの特徴 ⑦ → 性欲がめっっちゃ強くなる…!?

セロトン不足により、性欲がめっちゃ強くなる

 

セロトニンが不足すると、人間ヒトは「めっっちゃ性欲が強くなる」と言われています。

 

「性欲が強くなること」自体は、べつに悪いことでもなんでもありません。

生き物としてフツーの反応です。

 

 

……しかし、体内でのセロトニン量が減ると、「ガマンができなくなる」のでしたね。

 

つまりそれは、感情コントロールができないまま、セッ… 生殖せいしょく 行動におよんでしまう、ということ。

 

セロトニンが不足した状態でのセッ…性 行動』には、「相手への思いやり」が欠けています。

 

 

……これがどれだけ恐ろしいことかは、きっとあなたにも伝わることでしょう。

 

オトナ(意味深)ですから、ね?

 

セロトニンの特徴 ⑧ →「食べ過ぎ」を止められない

「食べすぎ」を止められない

 

衝動しょうどう性」と関連して、もう1つ知っていただきたい特徴 —— デメリットがあります。

 

それは、「食べを止められなくなってしまう、ということ。

 

心理学的に言うと、「食べすぎ」というのは、「摂食せっしょく中枢が刺激しげきされた状態」を意味します。

 

かんたんに言うと、「腹へったーー!(゚Д゚)」という欲求がめっっちゃ強くなってしまいます

 

セロトニンが不足することにより、「食いてーー!!(゚Д゚)」という感情をコントロールできず、ついつい、おいしいものに手を出してしまうのです。

 

セロトニンをつくる “原料” →「たんぱく質」

タンパク質=セロトニンの材料になる栄養素

 

ここまでの話で、セロトニンさんが「メンタルバランスの安定」にとっっても大切であることは確認できましたね。

 

なので、もしかしたら あなたも、

 

やばい!!
セロトニンを増やさなきゃ!

どうしたらセロトニンさんは
作られるのかしら!?

 

↑コチラの男女のように感じたかもしれません。

 

どうか、安心してください。

 

そんなにあせらずとも、セロトニンはどこにも逃げたりしませんから。(?)

 

体内でセロトニンを合成するためには、”ある栄養素” をる必要があります。

 

それは、3大栄養素の1つである『たんぱく質』です。

 

たんぱく質は、「チキン・たまご・豚肉・牛肉…」といった食品におおく含まれる栄養素。

 

そのタンパク質のなかでも、「”良質な” たんぱく質」のみが持つ『トリプトファン』が、セロトニンの合成に使われます

 

「”良質な” たんぱく質」と『トリプトファン』との関係については、↓コチラの記事でくわしく解説しています。

 

セロトニンの合成 場所 →『縫線核(ほうせんかく)』

縫線核の位置

 

「体内でのセロトニンさんのはたらき」に続き、「セロトニンとタンパク質の関係」についてもお話しました。

 

 

……ここでちょっと、疑問ぎもんに感じませんか?

 

そもそも、神経しんけい伝達でんたつ物質としてのセロトニンは、いったい “どこで” 合成されるのでしょう?

 

私たちの「心の安定」をつかさどっているセロトニンさんをつくる工場は、人体の “何処どこに” あるのでしょうか?

 

 

その答えは、私たちののうにあります。

 

脳の中心部とされている『脳幹のうかん』、そのまた中にある『縫線核ほうせんかくが、セロトニンを合成しています

 

縫線核の位置

 

「心の落ちつき」。

「不安感の軽減」。

 

これらの「心の安定化」に貢献するセロトニンは、脳のごくごく一部でつくられている物質だったのです。

 

セロトニンの主な活動範囲 → 中枢神経系(脳 + 脊髄)

(中枢 神経におけるセロトニンの活動)

中枢神経系でセロトニンが活動するようす

 

縫線核ほうせんかく』でつくられたセロトニンは、中枢ちゅうすう 神経しんけいけいのいろ~~んなところに行き渡り、「心の安定」に貢献こうけんします。

 

中枢ちゅうすう 神経しんけいけいというのは、ざっくり言うと「脳 + 脊髄せきずいのことです。

 

脳+脊髄=中枢神経

 

首のうしろあたりから背中にかけて、にょ~~っと伸びている神経のことを、解剖かいぼう学では『脊髄』と呼びます。

 

脳内で分泌ぶんぴつされたセロトニンさんの活動は、なんと、私たちの背中あたりにある『脊髄』まで続いているのです。

 

(中枢 神経におけるセロトニンの活動)

中枢神経系でセロトニンが活動するようす

 

セロトニンは とっっても働き者ですね。

あとで頭ナデナデしてあげます。←

 

脳内で作られるセロトニンの量は「全体の2%」!?

縫線核におけるセロトニンの合成量は、たったの2% !?

 

『脳』や『脊髄せきずい』などの中枢ちゅうすう神経系では、セロトニンさんが「心の安定」のためにたくさん働いてくれています。

 

 

……ここで、私からあなたに大事なお知らせがあります。

 

じつは、脳内の縫線核ほうせんかく』でつくられるセロトニンは、全体量の2%程度ていどでしかないのです。

 

縫線核におけるセロトニンの合成量は、たったの2% !?

 

残りの98%は、体内にあるべつの器官で合成されています。

 

ここまで、あたかも、

 

「セロトニンは脳内で “のみ” はたらく化学物質」

 

↑このようなトーンで話してきましたね。

 

ですが、実際はぜ~~んぜんそんなことありません。

 

むしろ、脳内でつくられ、中枢神経系ではたらくセロトニンさんは、めっっちゃマイノリティー(少数派)です。

 

なにせ、全体の2%ですからね。

 

セロトニンの98%は『小腸』で合成!

小腸におけるセロトニンの合成量=全体量の98%

 

では、セロトニンがメインで合成されるところは、どこにあるのでしょうか?

残りの98%は、いったいどこで……?

 

 

その場所は、あなたのお腹のあたり ——『小腸しょうちょう』にあります。

 

小腸の位置

 

『小腸』というのは、食べものや飲み物をバラバラに分解する器官 ——『消化しょうか』の1つです。

 

そしてなんと、この「消化器の1つ」である『小腸』で、全体の98%ものセロトニンが合成

 

じつは、ほっっとんどのセロトニンは、脳内ではなく『小腸』で作られているのですね。

 

小腸にある「セロトニンの合成工場」→『腸クロム親和性細胞』

腸クロム親和性細胞=セロトニンの合成場

 

「全体の98%ものセロトニンが『小腸しょうちょう』でつくられている」。

 

なかなかインパクトのある話ですね。

 

それでは、もぉっっとみ込んだ話をしましょう。

 

ひとくちに『小腸』と言っても、この器官には、いろ~~んな細胞さいぼうや組織が集まっています。

 

そのなかでも、セロトニンを合成しているのは、『ちょうクロム親和しんわせい細胞さいぼうと呼ばれる組織そしき

 

このながっったらしい名前は、覚えなくてもぜ~~んぜんOKですが、どうか↓コチラだけはご記憶ください。

 

【『ちょうクロム親和しんわせい細胞さいぼう』とは? 】

a→ セロトニンの「合成場」。

 

小腸にある『ちょうクロム親和しんわせい細胞さいぼう』は、ものっっそい量のセロトニンを合成する、大工場なのです。

 

なんせ、全体の98%ものセロトニンを作っているのですから。

 

腸クロム親和性細胞=セロトニンの合成場

 

小腸における「セロトニンの働き」→「食べ物の消化」をサポート!

セロトニンによる消化のサポート

 

中枢ちゅう神経系でのセロトニンは、私たち人間の「こころの安定」のために働いてくれています。

 

では、腸内ちょうないでのセロトニン」は、どのような活動をしているのでしょうか?

 

腸のなかにいるセロトニンの仕事は、「腸内ちょうない 環境をととのえること」です。

 

もぉっっと詳しく言うと、からだに入ってきた食べものの消化をうながし、より吸収しやすいカタチにすること

 

それが、小腸におけるセロトニンの任務です。

 

そしてこれは、「セロトニンによる『蠕動ぜんどう 運動うんどう』の活発化」により、実現されます。

 

セロトニンが活発化させる『蠕動 運動(ぜんどう うんどう)』とは?

蠕動ぜんどう 運動うんどう』のイメージ

蠕動 運動のイメージ

 

蠕動ぜんどう 運動うんどう』。

あまり聞かないフレーズですね。

 

ことばでは説明しづらいので、↓こちらにgif画像をご用意しました。

 

蠕動ぜんどう 運動うんどう

蠕動 運動のイメージ

 

人体における蠕動ぜんどう 運動うんどう』とは、分かりやすく言うと、「食べものを奥へと押し込んでいく運動」のこと。

 

小腸だけではなく、『食道』や『胃』、それから『大腸』などでも、この筋肉の動きが生じています。

 

この運動がまっったく行なわれないと、食べものは肛門まで運ばれないどころか、消化もストップする。

 

つまり、セロトニンは蠕動ぜんどう 運動うんどうを活発化させることで、間接的に、「食べものの消化」をサポートしているのです。

 

セロトニン全体量の8%は「血液」にあり!

小腸→90% 血液→8% 縫線核→2%

 

脳内にある『縫線核ほうせんかく』でつくられるセロトニンは、全体の2%。

 

そして、残りの98%は『小腸しょうちょう』で合成されています。

 

加えて、小腸にある『ちょうクロム親和性しんわせい細胞』でつくられたセロトニンは、すべてその場にとどまるわけではありません。

 

90%を小腸のなかに残し、あまった8%は血液のなかへと取り込まれていきます

 

つまり、体内にあるセロトニンは、↓このような分布ぶんぷをしているのです。

 

小腸→90% 血液→8% 縫線核→2%

 

血液中でのセロトニンの役割 →「止血」に役立つ!

血液中のセロトニン→「止血」に役立つ

 

血液中 —— とくに『血小板けっしょうばんとよばれる組織に取り入れられたセロトニンさんは出血したときに活躍します。

 

ざっくり言うと、傷口から流れだした血を固めて凝固ぎょうこさせて)、止血してくれるのです。

 

イメージ的には、↓このような感じ。

 

セロトニンによる止血のイメージ

 

言ってみれば、血液中でのセロトニンは、「ばんそうこう(バンドエイド)」のような働きをするのです。

 

おやおや。

これで、ドラッグストアに行く機会が減りましたね。(減りません)

 

バンドエイドだいが浮いたおかげで、明日はバーベキューに行けそうです。(行けません)

 

ざ~~っくりまとめるよっ!

【『セロトニン』とは?? 】

a人間ヒトの「心のバランス」をキープする神経しんけい 伝達でんたつ物質ぶっしつ
【『セロトニンの8つの特徴

メリット(安定した分泌)
a1. 気分が落ちつく
a2.「不安感」を取りのぞく
a3. 集中力を高める
a4. よく眠れるようになる
a5. スッキリ起きられる

デメリット(分泌 不足)
a6. ガマンができなくなる
a7. 性欲がめっっちゃ強くなる
a8.「食べ過ぎ」を止められない
体内でのセロトニンの働き

小腸しょうちょう
a
→ セロトニン全体量の98%を小腸のなかで合成
a蠕動ぜんどう運動」の活発化

『血液中』
a血小板けっしょうばんのなかに入り、「止血」の役割を果たす

『脳』
a→「心の安定化」のほか、睡眠や生体リズム(サーカディアンリズム)、性欲、食欲などのに影響

 

今回も読んでくれてありがとっ♡♡

神経 伝達物質
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