【『結晶性知能』と『流動性知能』の違い】分かりやすく簡単に解説っ【心理学】

 

あせんと
あせんと

はいどーも! あせんとです!

 

今回は、
↓このまとめに沿って話していきますっ!

 

【『”流動りゅうどうせい” 知能』 】

年齢ねんれいによる影響えいきょう “受けやすい” タイプの知能。

直感ちょっかんりょく
暗記あんき
計算けいさん
思考しこう
集中しゅうちゅう
・情報の処理しょり能力のうりょく
・処理スピードの早さ…など

 

【『”結晶けっしょう知能』 】

加齢かれい影響えいきょう受けにくい タイプの知能。

言語げんご
・コミュニケーション能力
判断はんだん
理解りかい
洞察どうさつ
内省ないせい
自制じせい力…など

 

それじゃあ今回もいっくぞ~~っ!!(゚Д゚)

 

【『結晶性知能』と『流動性知能』の違い】分かりやすく簡単に解説っ【心理学】

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『流動性 知能』とは なにか?

流動性知能=年齢による影響を "受けやすい" 知能

 

私たちが『知能』と呼ぶものには、2つのタイプがあります。

 

まず1つ目が、『”流動りゅうどうせい” 知能』です。

 

コチラは、年齢ねんれいによる影響えいきょうを “受けやすい” タイプの知能」だとされています。

 

具体的には、18~25才くらいをピーク(頂点)して、そのあとは、ゆるやか~~に低下していくそうです。

 

私がいま26才なので、ちょうど “ピークの時期” に当たりますね。

 

この年齢くらいから、『”流動りゅうどうせい” 知能』は少しずつ減少していき、40代に入るころから急激きゅうげきに低下します。

 

なので、グラフにすると↓このようなイメージになりますね。

 

(『”流動りゅうどうせい” 知能』の低下)

加齢による流動性知能の低下を示したグラフ

 

つまり、『”流動りゅうどうせい” 知能』とは「”若い人” ほど高い傾向けいこうにある知能」だと言えます。

 

『結晶性 知能』とは なにか?

結晶性知能=年齢による影響を "受けにくい" 知能

 

加齢かれい影響えいきょうを受けやすい” とされる『”流動りゅうどうせい” 知能』とは違い、高齢こうれいになってもキープされやすい知能があります。

 

それが、『”結晶けっしょう知能です。

 

コチラは、過去に学んだことや覚えたこと、体験したことなどをもとにした知能だとされています。

 

イメージ的には、時がつにつれて、小さい結晶たちが集まり、大きくなっていくような感じですね。

 

(『”結晶けっしょう知能』のイメージ)

経験・学習・知識・体験などが結晶性知能となるようす

 

ちりもれば山となる” と言いますが、『結晶けっしょう性” 知能』は まさしく、このことわざ通りです。

 

ひとつ1つの経験は小さなものかもしれませんが、それはやがて、大きな結晶となり、人生を豊かにしてくれます。

 

この “大きな結晶” に当たるのが、『結晶けっしょう性” 知能』なのです。

 

そもそも『知能』とは なにか?

知能とは?→ものごとを上手く進めるにはどうしたらいいか?を考える力

 

ここまでのお話で、『”流動りゅうどうせい” 知能』と『結晶けっしょう性” 知能』については、おおまかに理解できたかと思います。

 

 

……ですが、ここでちょっと気になりませんか?

 

そもそも、『知能ちのう』とはなんでしょうか?

 

なにを指して、私たちは「知能が “高い”!」「知能が “低い”…」と口にしているのでしょうか?

 

気になりませんか?

 

あせんと
あせんと

わたし、
気になります!(゚Д゚)

 

そうでしょうとも、そうでしょうとも。

気になりますよね。

 

コチラの『知能』にかんしての答えは、心理学が ちゃあ~~んと用意してくれています。

心理学に感謝かんしゃですねっ!

 

知能とは
↓このような能力のことを指します。

 

【『知能』とは?? 】

「自分を客観きゃっかんてきなカタチで環境かんきょう適応てきおうさせて、合理ごうり的に問題もんだい解決かいけつする能力」のこと。

 

 

……。

 

……??(゚Д゚)

 

よく分かりませんね??(゚Д゚)

ひとつ1つご説明していきますので、どうぞそのままお進みください。

 

【 知能とは?① 】”客観的なカタチ” での、環境への適応。

客観的な環境適応→自然な形でグループの輪に入ること

 

ここで言う『環境かんきょうとはシンプルに自分の身のまわりのことという意味です。

 

「家庭・学校・会社・友だちグループ・公共の場…」など、自分が生活している周囲しゅうい環境かんきょう、ということですね。

 

これらの場所で、うまく適応ができないとなると単純にストレスを受けやすくなりますよね

 

女子高生
女子高生

友だちの
うまく入れないわ…

ビジネスマン
ビジネスマン

会社の上司との飲み会
あんま楽しくないなぁ…

 

私が学生のころもそうでしたが、”仲間に入れない人” というのは、えてしてストレスを感じやすいものです。

 

あせんと
あせんと

あの人たちは、いつも
楽しそうにしてるな……

あせんと
あせんと

俺氏もグループに
入れてもらいたいな(゚Д゚)

 

 

あせんと
あせんと

でも
自分から声をかけるのは
ちょっとなぁ…
めんどくさいしなぁ(゚Д゚)

 

↑このように、「仲間に入れてもらいたい!」という思いを抱えているのに、グループに溶け込もうとしないのは、およそ “客観きゃっかんてき” ではありませんね。

 

本人ふくめ、だれが見ても「友だちのんだほうがいい状況」で、グループに入れないのは、”環境かんきょう適応てきおうできていない” 証拠しょうこです。

 

【 知能とは?② 】”合理的な” 問題 解決

合理的解決→どのよう行動を取るのが最適か?

 

では、
「友だちの輪に入ること」——「客観きゃっかんてき環境かんきょう適応てきおう」を達成するには、どうすればいいでしょうか?

 

ここで利用されるのが、「合理ごうり的な問題もんだい解決かいけつ 能力—— つまり、『知能です

 

「グループに入れてもらいたい!」という思いがあるのなら、それをやり遂げるのが、”合理的” ですよね。

 

具体的には、↓これらのような行動を起こすことが、「合理ごうり的な問題もんだい解決かいけつ 」につながると思います。

 

自分からあいさつをしてみる
自分から会話に入ってみる
自分から遊びに誘う……など

 

もちろん↑これら以外にも、「輪に入るための方法」は、た~~っくさんあるでしょう。

 

重要なポイントは、「仲間に入れてもらうためにどのようなアクションを起こすのがよいか?」という点です。

 

これはそのまま、
『知能』の定義ていぎに置きかえられますね。

 

・仲間に入れてもらうために

環境かんきょう適応てきおうするために

・どのような行動を取るとよいか?

合理ごうり的な解決かいけつさくはなにか?

 

かんたんにまとめると、
ものごとを上手く進めていくにはどうしたらいいか?を考える能力のことを、心理学では『知能ちのう』と呼びます。

 

流動性知能【 7つ 】

流動性知能=年齢による影響を "受けやすい" 知能

 

さて、
ここまでの話をサラッとまとめましょう。

 

知能ちのう』とは、
「ものごとを上手く進めていくにはどうしたらいいか?」を考える能力のことでしたね。

 

あせんと
あせんと

言いかえると、
「ものごとを合理的に解決
するための知的能力のこと」
とも言えますねっ(゚Д゚)

 

そして、
知能には「加齢かれい影響えいきょうを “受けやすい” タイプの知能」があり、これを『”流動りゅうどうせい” 知能』と言います。

 

具体的には、18~25才くらいでピーク(最盛さいせい)をむかえるタイプの能力のことですね。

 

それでは、
まずは『直感ちょっかん』の解説から いきましょう。

 

流動性 知能 ① →「直感力」

直感力=「これやっ!(゚Д゚)」と感じる力のこと

 

『”流動りゅうどうせい” 知能』の1つに、『直感ちょっかん』があります。

 

これは読んで字のごとく、「考えることなくものごとを感覚によって即座そくざぐに)とらえるちから」のことです。

 

たとえばですが、サッカー選手などのアスリートは、「一瞬いっしゅん、一瞬の判断がものを言う環境かんきょう」に身を置いていますね。

 

シュートを打つたびに、

 

あせんと
あせんと

ここでシュートを
打つのは果たして
正しいだろうか…?

あせんと
あせんと

「パス」もアリだな…
どうしようかな…

 

いちいち、↑こんなことを考えているヒマはありません。

 

「スポーツ」のような、瞬間しゅんかん的な決断がもとめられる場では、ゆ~~っくり考えている時間はないのです。

 

そうではなく、

 

あせんと
あせんと

…ここや!(゚Д゚)

あせんと
あせんと

ここでシュートを
打つんや!(゚Д゚)

 

↑コチラのような、「なぜかは説明しづらいけどそうすべきだと感じた」という判断が要求されます。

 

これが、『直感力』です。

 

流動性 知能 ② →「暗記力」

暗記力=ものごとを覚えておく力

 

つぎにご紹介するのは、『暗記あんき』です。

 

暗記あんき』。

 

学生のころに、日本史や世界史、それから生物などの科目で、頭をなやませた人も多いかもしれません。(私です)

 

「英単語の暗記」のせいで、アルファベットを見るのが嫌いになった、という人もいらっしゃるでしょう。(わたしです(゚Д゚))

 

この『暗記』という能力は、「年をるごとに低下していく知能の1つ」として数えられています。

 

なので、「学生のうちに暗記あんき科目を頭にたたき込む」というのも、あんがい、悪くないのです。

 

高齢こうれいのかたがたが、

 

じいさん
じいさん

もの覚えが悪くなって…

ばあさん
ばあさん

さいきん、忘れものが
多くなってきてなぁ…

 

↑このように口にしているのを、1度は聞いたことがあるかもしれません。

 

あくまでも、”神経しんけい科学かがく的には” ですが、「記憶きおく」を管理している脳の部位 ——『海馬かいば』は、年齢ねんれいを重ねても、極端におとろえることはないとされています。

 

 

……しかし、それでもやはり、「ピーク(頂点)になる時期」は存在そんざいするものです。

 

言ってみれば、「18~25才くらいの年齢」というのは、「暗記力MAX!(゚Д゚)の時期だと言えますね。

 

流動性 知能 ③ →「計算力」

計算力=「論理的思考」の基礎となる力

 

男子高生
男子高生

数学ニガテ…

女子高生
女子高生

計算キライ…

 

学生のころ、↑このように感じたことがある人も多いでしょう。

 

「算数」や「数学」って、ニガテな人と得意な人が、キッパリと分かれる科目ですよね。

 

私のまわりでも、「数学は捨てたわww」と口にする友人がいたことを、いまでも覚えています。

 

 

……しかし、「数学」や「算数」などで使われる『計算けいさん』という能力は、若い人ほどつちかいやすいものです。

 

そして、若いころに手にした計算力大人になっても役立ちます

論理ろんりてき 思考しこうというカタチで

 

というのも、「計算」という作業は、「感情かんじょう・気持ち」などの個人的な主観しゅかん性が、いっさい入ってきません。

 

「1+1=2」ですし、「18と20の最大公約数」は、だれから見ても「6」ですね。

 

これは客観きゃっかん的であり、「計算」からみちびきだせる「論理ろんり的な答え」です。

 

このような「論理ろんり性」は、他人を説得せっとくするときや、信用性のあるデータを出すときなどに、かならず役立ちます。

 

「計算」— ひいては、そこで手に入れた『計算けいさんりょくというちから大人になってもカタチを変えてあなたをサポートしてくれる能力なのです。

 

流動性 知能 ④ →「思考力」

思考力=すべてのものごとの基礎になる力

 

思考しこうとは読んで字のごとく、「考えるちからのことです。

 

「考える」という行いは、あなたを含め、すべての人の生活から、切っても切り離せません。

 

例えばですが、あなたがいま、ご覧になっているこの画面。

 

スマホ、あるいはパソコンなどの向こう側には、

 

ディスプレイ(画面)の
大きさは問題ないかな…?
こう光度こうどの素材を使って…

今回は丸みのデザインで
製作してもらって…

 

↑このような、デバイス機器ききを設計した技術者さん、デザイナーさんたちの「思考」があります。

 

彼ら / 彼女らは、「このスマホを利用する人が、より気持ちよく使えるための設計」を考えます。

 

そして、そこで使われているのは、やはり『思考力』——「考えること」なのです。

 

「考えること」なくして、ものごとを進めていくことはできません。

 

この『思考力』に、さきほどの『計算力』で養った「論理的 思考」が加われば、もっと良質な考えができるでしょう。

 

考えることとは、言ってみれば、ものごとを進めていくための基礎きそとなるもの ——土台どだいなのです

 

流動性 知能 ⑤ →「情報の処理能力」

情報の処理能力=目的に沿って必要な情報を「分類・整理・選択」する力

 

情報じょうほう 処理しょり」と聞くと、「むずかしいことやるんじゃね…?(´・ω・)」なんて印象をいだくかもしれません。

 

ふだんの会話では、あまり出てこないフレーズですものね。

 

 

……ですが、『情報じょうほう処理しょり能力あなたの生活にとって身近なものです。

 

たとえばですが、「部屋へやかたづけ」をイメージしてみましょう。

 

「ごっっちゃごちゃになった部屋」をキレイにするのが、片付けの目的ですよね。

 

このタンスは古いから
捨てるとして、
読まなくなった雑誌は
ひとまとめにして

 

↑こちらのお姉さんは、「部屋をキレイにする」という目的のために、いろいろと考えていますね。

 

じつは、この女性の頭のなかでは、すでに「情報じょうほう 処理しょり」が始まっています。

 

「古いタンスは捨てる」というのは、情報 処理における「選択せんたく」です。

 

そして、「雑誌はひとまとめにして…」というのは、「情報の整理せいり分類ぶんるい」にあたります。

 

情報じょうほう 処理しょりとは、「目的に沿って、必要な情報を分類ぶんるい整理せいり選択せんたくすること」です。

 

そして、「部屋の片づけ」にも、これらの「情報の分類・整理・選択」が使われていますね。

 

なので、「部屋をキレイにするにはどうしようか…?」と考えることも、立派りっぱな「情報 処理」の一環なのです。

 

流動性 知能 ⑥ →「処理スピードの早さ」

処理スピードの早さ=頭の回転をスピーディーにする力

 

情報じょうほう 処理しょり」と関連した『知能』の1つとして、『処理スピード』があります。

 

情報 処理のスピードは、早いにしたことはありませんよね。

 

スマホのロードが遅いと、「はよ読み込まんかい(#゚Д゚)ゴルァ!!」となりますし、飛行機が8時間じかんかけて目的地に着くより、2時間で着くほうが良いでしょう。

 

わざわざ、時間をかける必要はありませんからね。

 

そして、『情報じょうほう処理しょりスピードの早さ若い人ほど高い傾向けいこうにあります

 

例えるなら、それは「”新品のパソコン” と “古いパソコン”」のようなものです。

 

“古くなったパソコン” は、部品が劣化れっかしたり、あるいは改良かいりょうされたアイテムなどが出てくれば、性能は下回したまわります。

 

逆に、新しく出てきた “最新のパソコン” は、改善かいぜん点をふまえて作られるので、性能がアップしているはずですよね。

 

新しいパソコン=若者 古いパソコン=ご高齢の人

 

“若い人” と “ご高齢こうれいの方” との関係も、これと似ています。(ご年配の方、ごめんなさい(゚Д゚))

 

良い悪いはともかくとして、「処理スピード」という『知能』の観点から見ると、若い人のほうが有利なのです。

 

流動性 知能 ⑦ →「集中力」

集中力=「いま、この瞬間」にすべてを注ぐ力

 

私たちの身のまわりには、『集中力』が必要とされるシーン(場面)が、本当にたくさんありますよね。

 

たとえばですが、

 

最後さいごのバッターボックス
受験じゅけんまえの、追い込みの勉強
・仕事での、ミスが許されない案件あんけん

 

↑これらのシチュエーションに遭遇したとき、ダラけた気持ちでのぞむ人は、そうそういないでしょう。

 

その人はおそらく、心臓に毛が生えてます。

生えすぎて、もはやマリモです。

 

 

……まぁ、それはともかく。

 

集中力とは、「”いまこの瞬間ときにエネルギーを注ぎこむちから」のことです。

 

集中力が足りなければ、仕事でも勉強でも、満足したパフォーマンス(成果)はげられないでしょう。

 

それから、大切な人からの相談を集中して聞けずに、信頼をそこねてしまうかもしれません。

 

集中できないことのデメリット

 

となれば、若いうちから、『集中力』をやしなっておく必要があります。

 

そのために、参考となるのが「しっかりとしたタンパク質の摂取せっしゅ」です。

 

『たんぱく質』という栄養えいようは、「集中力を高めてくれる物質ぶっしつ」——『セロトニン』の材料となります。

 

「集中力を高めたい!」と考える人は多いかもしれませんが、そのためにすべきことは、まずは「栄養えいよう摂取せっしゅ」です。

 

私たちの「エネルギー」や「集中力」、それから『心』をも つくり出しているのは、『栄養えいよう』なのですから。

 

結晶性 知能【 7つ 】

結晶性知能=年齢による影響を "受けにくい" 知能

 

ここまで、『”流動りゅうどうせい” 知能』—— つまり、”年齢ねんれいによる影響えいきょうを受けやすい知能” について見てきました。

 

コチラは、かんたんに言うと、「若い人ほど有利なタイプの知能」ということですね。

 

では、
『知能』とは、若者ほど高い能力をもつのでしょうか?

 

 

……いいえ。

決してそんなことはありません。

 

むしろ、「年齢ねんれいを重ねるごとに蓄積ちくせきされていくタイプの知能私たち人間にはそなわっています

 

それが、『”結晶けっしょう 知能』です。

 

結晶性 知能 ① →「言語力」

言語力=ことばを使って考えた内容を人に伝える力

 

例えばそれは、『言語げんご』です。

 

 

……ちょっとばかり、極端きょくたんな例をだしましょう。

 

ここに、「1枚の絵画かいが」があるとします。

この絵を見たときの、”若者” と “ご高齢こうれいの方” のそれぞれの反応が、↓コチラです。

 

男子高生
男子高生

この絵ヤベーーww

 

じいさん
じいさん

この絵には19世紀に起きた
産業さんぎょう革命かくめい」の実態じったい
バックグラウンドとして
描写びょうしゃされていて…

じいさん
じいさん

それでいて、
当時の市民そうにおける
生活せいかつ様式ようしきが…
うんぬんかんぬん…

 

……いかがでしょうか?

 

「ヤバイ」でひとまとめにする若者と、「歴史れきし・生活様式」などをおりぜて言葉にするご高齢こうれいのかた。

 

どちらの言語能力が高いかは、一目いちもく瞭然りょうぜんですよね。

 

このような、「ことば(言語)を使って考えその内容を人に伝える能力」のことを、『言語力』と言います。

 

この知能は、加齢かれいによる低下を “受けにくい” タイプの、『”結晶けっしょう性” 知能』の1つだとされています。

 

結晶性 知能 ② →「コミュニケーション能力」

コミュニケーション能力=お互いの意思を伝えあう力

 

ふだんの生活でも、接することの多いフレーズ ——『コミュニケーション能力』もまた、結晶けっしょう性 知能の1つです。

 

『コミュニケーション能力』とは、「お互いの意思いし理解りかいし合うためのスキル」のことを指します。

 

べつの記事でも解説していますが、「コミュニケーションには、”そう方向のもの” と “いち方向のものがあります

 

たとえるならそれは、「心のキャッチボールができているできていないか?ということです。

 

例として、↓コチラの学生たちのコミュニケーションを見てみましょう。

 

そう方向

昨日は深夜まで
ゲームしちゃったよw

そのせいで今日は眠そうなのね…

 

そうなんだよね…w
親に怒られて大変だったよ…

ほどほどにしなよね…
テストも近いんだから!

 

続いて、「キャッチボールがうまくできていない場合」のコミュニケーションです。

 

いち方向

昨日は深夜まで
ゲームしちゃったよw

そうなの?
明日はテストだから気をt

 

朝は親に怒られて
大変だったよマジでw

あら…
朝から気分が下がっt

 

気を付けないと
ヤベーよなーーw

……

 

 

……どうでしょうか?

 

「ひとの話を聞けや(#゚Д゚)ゴルァ!!」って感じですよね。

 

「コミュニケーション能力が “低い”」とは、↑このような「意思の疎通そつうがうまくできない」ことを意味します。

 

「意思の疎通がうまくできない」ということは、「まともに会話が成り立たない」ということです。

 

 

……恐ろしいことですね。

 

『コミュニケーション能力』が、年齢ねんれいによる影響えいきょうを “受けにくい” とされる『”結晶けっしょう性” 知能』にふくまれていて、心から良かったと思います(´・ω・)

 

結晶性 知能 ③ →「判断力」

判断力=ものごとを正確に捉えて理解し、自分の考えを決める力

 

判断はんだんとは、「ものごとを正確せいかくにとらえて理解し自分の考えを決めるちからのことです。

 

あなたも私も、毎日が「判断」の連続れんぞくですよね。

 

朝起きたとき、

 

あせんと
あせんと

今日はいい天気だから
日向ひなたぼっこができそう
だなぁ~~☆

 

私が↑このように “決める” のも、「判断」の1つです。

 

「今日は天気がいい = “ものごとを正確せいかくにとらえること”」に始まり、「日向ぼっこができそうだ = “自分の考えを決めて”」いますよね。

 

このような日常の場面だけでなく、「仕事・学校・家事・遊び…」など、さまざまなシチュエーションで、「判断」はおこなわれます。

 

判断力がなければいつまでたってもものごとを決められない優柔ゆうじゅう不断ふだんな人になってしまいますね

 

そうなればきっと、仕事でも、恋愛でも、家族との関係でも、「頼りない人」というレッテルをられることでしょう。

 

「ものごとを決められない人」というのは、えてして、頼りなく見えてしまうものですから……。

 

結晶性 知能 ④ →「理解力」

理解力=1.ものごとを正しくとらえる力 2.相手の気持ちを汲み取る力

 

結晶性 知能の1種 ——『理解力が使われる場面ばめんおおきく分けて2つあります

 

【『理解力』が使われる場面】

・「勉強」や「学習」などで、ものごとの仕組みが正しく分かったとき

→(例)数学のムズカシイ公式が理解できた。

・「共感」や「思いやり」など、相手の立場や気持ちをみとるとき

→(例)悲しんでいる友だちの心が理解できた。

 

ちょっと抽象的な言い方になってしまいますが、「1. ものごと2. 人、ということですね。

 

じっさいに、私たちの生活では、『理解力』がわれるシチュエーションが多くあります。

 

たとえばですが、お仕事の場面で、

 

上司
上司

この案件は~~で、
〇〇会社さんが
担当してるから~…

上司
上司

…ということなんだけど、
理解できたかな?

 

↑このように、上司から仕事内容の説明を受けたときにも、『理解力』が求められるでしょうし、

 

女子高生
女子高生

彼氏がさいきん、
「勉強が忙しくて
会う時間がない」
って言うの…

 

女子高生
女子高生

…でも、
私はさびしいから
会いたいんだけど…

女子高生
女子高生

彼が、私の気持ちを
理解してくれないのが
ツラいわ…

 

↑コチラの女の子のように、「気持ちを分かってもらいたい」という場面でも、『理解力』が要求されます。

 

ものごとの道理(正しいこと)が分からなければ、相手にストレスを与えてしまことは必須ひっすです。

 

「きちんと説明を受けても理解できない」のであれば、相手はそれ以上、話をしなくなるでしょう。

 

また、「ぜんぜん気持ちが分からない」のであれば、お互いの心に “みぞ” ができてしまうことは、容易に想像できます。

 

 

……そうなっては、お互いにイヤな思いをするだけですよね。

 

したがって、『理解力』とは、「社会生活を送るうえで、ゼッッタイに必要なスキルの1つ」だと言えます。

 

結晶性 知能 ⑤ →「洞察力」

洞察力=ものごとを深くとらえる力

 

年齢ねんれいによる影響えいきょうをあまり受けることなく、『洞察どうさつ』はやしなわれていきます。

 

洞察とは、かんたんに言うと、「ものごとを見通みとおすこと」です。

 

ほかの人がついつい見逃してしまうようなことを、しっかりと観察し、深いところまで理解りかいする力のことを『洞察力』と言います。

 

たとえばですが、Apple 社のトレードマーク象徴しょうちょうだとされる、「ちょっとかじられたリンゴ」がありますね。

 

アップルのマーク

 

↑コチラをご覧になった人の多くは、シンプルに、「あぁ、アップルのマークだな」と考えるかもしれません。

 

 

……ですが、
その一方で↓このように感じる人もいることでしょう。

 

このリンゴのマークは
1940年ごろまで続いた
「アール・デコ」の芸術げいじゅつ様式ようしき
をイメージさせる、
シンプル、かつ、機能きのう的な
デザインになっているな…

また、その派生はせいとして生まれた
「バウハウス」を彷彿ほうふつとさせる
ような印象も受けて…

 

うんぬんかんぬん…

 

ちょっとウンチクくさいですが、↑コチラの男性は「アップル社のマーク」から、じつに様々なことを捉えています。

 

「Apple のリンゴ」から、そのデザインの “背景はいけい” まで想像しています。

 

他のひとであれば、「アップルのトレードマーク」で終わらせるところを、この男性は “過去に起きた芸術 運動” にまで、思考をはたらかせていますね。

 

このような、「ものごとの深いところまでとらえる力」『洞察力』なのです。

 

結晶性 知能 ⑥ →「内省力」

内省力=自分の考えや言動をふりかえる力

 

内省ないせい」。

あまり聞きなじみのないフレーズかもしれません。

 

内省力とは、読んで字のごとく、「自分のうち 側をかえりみる力ちからのことです。

 

はん省」とも、近いものがありますね。

 

どちらにも共通しているのは、「自分の考えや言動について振りかえること」です。

 

それでは、こころの内側について振りかえることで、得られるメリットとはなんでしょうか?

 

それは、「ものごとを深く理解したり、改善かいぜん点を洗いだすことで、より高い成長へとつなげられること」です。

 

たとえばですが、↓コチラの「恋人とケンカしてしまった女性」の、こころの内側をのぞいてみましょう。

 

ついカッとなって
彼に怒っちゃったけど、
私はあのとき
どういう気持ちだったの
かしら…?

……。

 

……あっ。

そうか…。

私は彼に、
もっと2人との時間を大切に
して欲しかったのね…!

ことば足らずだったわ…
ちゃんと彼に説明しなきゃ
ダメよね…!

 

……いかがでしょうか?

 

↑コチラの彼女は、自分の思考や言動げんどうをふりかえることで、「2人の時間を大切にしたい」という感情かんじょうに気付き、それを次にかそうとしています。

 

この「① 振り返り → ② 気付き → ③ 改善」のプロセス過程かていが成り立つのは、彼女に『内省力』があるからです。

 

つまり、『内省力』とは、「ものごとを、より良い方向へと導くためのスキル」なのです。

 

結晶性 知能 ⑦ →「自制力」

自分の感情や欲求をおさえこむ力

 

さぁ、ラスト項目の『自制じせい』についてお話していきましょう。

 

「自制」と聞いて、まっさきに思い浮かぶのは、「自制心」、あるいは「ガマン」ではないでしょうか。

 

どちらも、「自分の感情や欲求をおさえこむことという点で共通しています

 

そして心理学では、
「自制(ガマン)ができる人」は、将来的に「社会的な成功をゲットしやすい傾向けいこうがある」とされています。

 

それを証明したのが、
1960~1970年代におこなわれた「マシュマロ実験」です。

 

「マシュマロ実験」。

 

あせんと
あせんと

なんだか、
可愛らしい名前
ですね??(゚Д゚)

 

この研究では、4才の子どもたちに対して、「マシュマロを食べるのを15分間ガマンしたら、もう1個あげるよ♪」と伝えられました。

 

そして、”① 食べるのをガマンできた子どもたち、そうでない子たちよりも、大学進学に必要な、テストの平均スコアが高いことが分かったのです。

 

マシュマロをガマンできた子ども=テストの点数が高い傾向に!

 

一方で、” ガマンできずにマシュマロを食べた子どもたち、テストの点数はおろか、「家庭や学校での問題をかかえる割合が多いことが示されました

 

マシュマロを我慢できなかった子ども=問題を抱える割合が多い傾向に……

 

(参考書籍 →「マシュマロ・テスト 成功する子・しない子」)

 

それから、『自制力』が必要な場面は、なにもお子さんだけではありません。

 

ダイエ子
ダイエ子

今日はアイスを2つも
食べちゃったわ…
ダイエット中なのに…

 

↑コチラの女性のことばが耳に痛いのは、けっして、私だけではないでしょう……(´・ω・)(泣)

 

「叶えたいこと」や、「げたいこと」がある人は、必ずどこかで「自制すべき場面」にブチ当たるものです。

 

 

……ご年配ねんぱいの方が、「寛容かんようさ」や「おだやかな心持ち」をそなえているのは、そのようなシチュエーションを、幾度いくどとなく乗り越えてきたからなのかもしれません。

 

艱難かんなん辛苦しんくを乗り越えて…” とは、よく言ったものですね。

 

【 艱難かんなん辛苦しんく

人生で生じる「困難」
「苦しみ」や「苦労」のこと。

 

【 まとめ 】『流動性知能』と『結晶性知能』

 

【『”流動りゅうどうせい” 知能』 】

年齢ねんれいによる影響えいきょう“受けやすい” タイプの知能。

直感ちょっかんりょく
暗記あんき
計算けいさん
思考しこう
・情報の処理しょり能力のうりょく
・処理スピードの早さ
集中しゅうちゅう力…など

【『”結晶けっしょう知能』 】

加齢かれい影響えいきょう受けにくい タイプの知能。

言語げんご
・コミュニケーション能力
判断はんだん
理解りかい
洞察どうさつ
内省ないせい
自制じせい力…など

 

今回も読んでくれてありがとっ♡♡

【理論】心理学のキホン
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