「『進化』とは何か?」を簡単に分かりやすく解説っ【生物学】

 

あせんと
あせんと

はいどーも! あせんとです!

 

今回は、
↓この結論に沿って お話していきますっ!

【『進化』とは??】

→ 1万年…100万年…といった、なが~~い期間で見たときに、世代せだい かんでおきる「遺伝いでんの『変化』」のこと。

 

それじゃあ今回もいっくぞ~~っ!!(゚Д゚)

 

「『進化』とは何か?」を簡単に分かりやすく解説っ解説っ♡♡【理論】

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『進化』=『変化』

進化=変化

 

生物学における進化しんかとは、私たちがふだん使っている変化へんかと、おなじ意味を持ちます。

 

よくある誤解ごかいが、「進化 = より良くなる」というニュアンス(意味)で理解されていることです。

 

『進化』とは、『変化』の同義どうぎ(おなじ意味)なので、”より良くなる” とか “より悪くなる” など、「ものごとの良し悪し」は関わりません。

 

なので、
人間が持つ価値 判断……つまり、↓これらは『進化』とはいっさい関係がないのです。

 


善悪ぜんあく
・強い弱い
優劣ゆうれつ

 

まとめると、
おなじ『進化』というフレーズでも↓このような違いがあるのですね。

 

一般いっぱん 用語ようご” としての『進化』

進歩しんぽ発展はってん強化きょうか飛躍ひやく…など

“生物学 用語” としての『進化』

変化へんか

 

『進化』の本質とは、『変化』です。

 

姿すがたやカタチを変わっていくこと」——「変化すること」が、生物学における『進化しんかなのですね。

 

なのでイメージ的には、↓このようにまとめられます。

 

進化=変化(退化も含む)

 

『退化』も進化の一部…!?(゚Д゚)

進化=変化(退化も含む)

 

↑こちらのイメージをみると、「進化 = 変化」という枠組みのなかに、退化たいかということばも混じっていますね。

 

『進化』について知っていくと、おもしろいことにたどり着きます。

 

そのなかの1つが、退化たいかが「進化の一部」だということ。

 

『退化』と聞くと、”より悪くなる” とか “より弱くなる” といった印象をいだきますよね。

 

日常語として使うぶんには、”より弱くなる” でもけっこうなのですが、生物学における『退化』には、”悪くなる” などの意味はありません。

 

さきほどもお話したとおり、『進化(変化)』には、「良し悪し」などの人間の価値かち 判断はんだんは関係ないからです。

 

では、生物学における『退化』とは、いったい何なのか?

 

結論を分かりやすく言うと、「生物が生き残るために、からだの器官きかん細胞さいぼうなどを小さくしていくこと」退化たいか

 

『生存』という視点から見たときに、からだの余分よぶんなものをそぎ落としていくこと、その『変化』を、生物学では『退化』と呼んでいるのです。

 

『退化』= いらないものは減らした方がよくね?(゚Д゚)

『退化』も『進化(変化)』の一部

 

くり返すように、『進化』に「し」がないように、『退化』にもまた、「優劣ゆうれつ」は関係ありません。

 

からだの器官が小さくなったからといって、”弱くなった” わけでも、”悪くなった” わけでもない。

 

そうではなくて、「生き残ること」——『生存せいぞん』という観点から見たときに、

 

深海の 生き物
深海の 生き物

コレいらなくね?(゚Д゚)

 

↑とか、

 

深海の 生き物
深海の 生き物

むしろ、
余計なエネルギー使うし
ジャマじゃね?(゚Д゚)

 

↑このような感じで、「いらないコスト(費用ひよう)を減らす方向」へと変化することが、『退化』なのです。

 

その証拠しょうこに、深海 生物のおおくは、『目』という器官が あまり発達はったつしていません。

 

理由としては、深海には太陽の光がさし込まないので、『目』という器官をはたらかせる必要がないから。

 

つまり、深海に住む生き物たちは、

 

深海の 生き物
深海の 生き物

使わないんだったら
無くてもよくね?(゚Д゚)

 

↑このような方向への『変化』をくり返した結果、『目』という器官の役割やくわりを、小さくさせていったのです。

 

これが、『退化』です。

 

『進化』=「世代 間で生じる遺伝子の変化」

進化=いくつもの世代を経て起きる「遺伝子の変化」

 

そして、初めのほうでもお話したように、『進化しんか(変化、あるいは退化)』は、1年とか10年とかで生じるものではありません。

 

もっともぉ~~っと長いスパン(期間)、それこそ、1万年とか100万年というめっっちゃくちゃながぁ~~い時間をて起きる変化が、『進化』。

 

なので、10代や20代が、上の世代の人たちと比べて「スマホやパソコンを上手くあつかえる」のは、ただの『変化』。

 

この30年くらいで生じた、「IT革命」というイベントがもたらした、”大” 変化です。

 

 

……ですが、『進化』ではありません。

 

冒頭ぼうとう(初め)でもお話したとおり、『進化』とは「めっっちゃ長い時間をかけて起きる、世代せだい かんで生じる遺伝いでんの『変化』」を意味します。

 

遺伝子の「変化」している=進化

 

「親と子」のあいだでは、『進化』は起きない。

『遺伝子』は、親世代と子世代の間でほとんと変化しない

 

もう少し、分かりやすくお話していきましょう。

 

【『進化』とは??】

→ 長~~~~い時間をかけて起きる、世代せだい かんで生じる遺伝いでんの『変化』

 

↑この内容を理解するためには、世代せだい かん遺伝いでんという2つのキーワードが重要です。

 

まず1つ目に、『世代 間』からいきましょう。

 

『世代』とは、「ゆとり世代」とか、「団塊だんかい 世代」などのように、”ある一定の期間” をして使われることばですね。

 

そして、『世代 “間”』というときには、↓コチラのイメージにあるように、「世代どおしの間の期間」を意味します。

 

ゆとり世代と団塊世代のギャップ

 

この『世代 “間”』というフレーズを、「生物の歴史」という視点からながめると、ものっっそ長いスパン(器官)を意味することになります。

 

それこそ、1万年、100万年といったように。

 

言ってみれば、「生物の進化」とは、それくらいの膨大ぼうだいな(大量の)時間をかけて起きるものなのです。

 

50年、100年そこらで、遺伝子は変化しない

"世代間" で "遺伝子" が変わる=進化

 

そして、この『世代 間』とおなじくらい重要なフレーズが、『遺伝いでん』です。

 

遺伝いでんgeneジーンをひとことで言うと、情報じょうほうのこと。

 

DNA(デオキシリボ核酸かくさん)という物質のなかに入っている、「人間のからだをつくるための情報」—— つまり、『遺伝いでん 情報じょうほう』のことです。

 

なので、かんたんに言うと↓このようになりますね。

 

遺伝いでんgeneジーン = 遺伝いでん 情報じょうほう

 

 

……あなたはいま、

 

「遺伝子 = 遺伝 情報」なら
どっちかに統一したほうが
よくない?

なんでわざわざ区別してるの?

 

↑このように思いましたか?

 

これがメンタリz 私もおなじように思いますが、どうかクレーム(苦情くじょう)は日本 遺伝学会にお願いします。

 

『遺伝子』は、親の世代せだいから子の世代へ、それから、またまごの世代へ……というように、世代 間で受けがれます。

 

そしてこのとき、「ヒトのからだをつくる遺伝いでん遺伝いでん 情報じょうほう)」は、おおきく変わることなく、伝達される。

 

その証拠に、例えばですが「現代人の脳の重さ」は、ほっっとんどの人で1,350gくらいだとされています。

 

これは、親の世代と子の世代で、「遺伝いでんがあまり変化していないこと」の証明ですよね。

 

「ヒトの脳」は、700万年前と比べて4倍に…!?(゚Д゚)

「脳みその重さ」の変化

 

……ところが、です。

 

「人類という生物の歴史」を、700万年 前まで、さかのぼって(戻って)みましょう。

 

最古さいこ人類じんるい」と呼ばれるサヘラントロプス・チャデンシスの「脳の重さ」は、350gくらいだったとされています。

 

対して、現代人(ホモ・サピエンス)は、1,350g。

 

なんと、700万年 前の人類じんるいとくらべると、現代に生きる私たちの脳は、約4倍ちかく大きくなっているのです。

 

むかしの人類の脳は、だいぶコンパクトに(小さく)出来ていたのですね。

 

700万年前
→ 脳の重さ…350g

現代げんだい(21世紀)
→ 脳の重さ…1,350g

「脳みその重さ」の変化

 

そしてこれは、「人類じんるい歴史れきし」という700万年もの月日が流れることによって生じた『変化』です。

 

つまり、この700万年のあいだに、世代 間での『遺伝いでん遺伝いでん 情報じょうほう)』が書きわったのです。

 

これが、『進化』です

 

『進化』= 超、超、超 長期で生じる「遺伝子の『変化』」

遺伝子の「変化」している=進化

 

いま、私たちが子どもを産んだからといって、「脳の重さ」は ほとんど変わりませんよね。

 

『進化』とは、

 

【『進化』とは??】

→ 長~~~~い時間をかけて起きる、世代せだい かんで生じる遺伝いでんの『変化』

 

↑このような、1万年、100万年といったなが~~~~い時間をかけた『変化』のことを指します。

 

なので、『進化(あるいは退化)』は、数年ていどで変わるものではないのです。

 

このように、「生き物が、姿やカタチを変えていくこと」には、そうっっとうの年月ねんげつ(〇〇万年とか)が必要になる。

 

私たちのかつての祖先そせんが、「350gくらいの脳の重さ」しか持っていなかった、というように。

 

『進化』は、”集団” に広がっていく…!?(゚Д゚)

進化は "集団内" で広がる

 

進化しんか』にはもう1つ、おおきな特徴があります。

 

それは、「”集団しゅうだん” のなかで広がっていく」ということ。

 

たとえばですが、私たち人類じんるいは、生まれ育った地域によって、「肌の色」が異なりますよね。

 

おなじ人間でも、「肌の色」に、地域ちいきで個性が生まれるのです。

 

そしてこれは、住んでいるエリア(場所)によって、「太陽たいよう日照にっしょう 時間じかんのちがい」により、生じている。

 

というのも、人間の肌には、「メラニン色素しきそ」という、肌の色を決める物質があります。

 

かんたんに言うと、

 

メラニン色素しきそ“多い”

→ 肌の色が く” なる

メラニン色素が “少ない”

→ 肌の色が うすく” なる

 

↑このようになります。

 

「環境の違い」が、集団に『進化』をうながす…!?(゚Д゚)

集団に進化をうながす

 

これが、「白人」と「黒人」、それから私たち「黄色おうしょく 人種じんしゅ(モンゴロイド)」のと違いです。

「メラニン色素しきそ」が異なるのです。

 

もっっと言うと、「地域ちいきごとの日照にっしょう 時間じかんの違い」が、私たちの肌の色に、個性を生み出しています。

 

そしてこれは、”ある特定の1人” にたいして起こることではなく、「その地域に住む “集団しゅうだん“」に起きている

 

集団しゅうだんない における進化)

集団に『進化』が起きているようす

 

日照にっしょう 時間じかんがなが~~いエリア(場所)」で生まれ育った人々は、メラニンが増えます。

 

したがって、肌の色が濃くなります。

逆もまたしかり。

 

これは、なが~~~~い時間をかけて、「メラニン色素をつくる遺伝いでんが進化した」という証明になります。

 

このように、進化しんかとは、ときに集団しゅうだんない” にて起きる現象なのです。

 

「黄色 人種」「白人」「黒人」といった枠組わくぐみは、この “集団内” というキーワードを、よく表していますね。

 

まとめるよっ!

 

【『進化しんか』とは??】

→ 長~~~~い時間をかけて起きる、世代せだいかんで生じる「遺伝いでんの『変化』」のこと。

『進化』のイメージ

【『進化』の特徴とくちょう

→ ときに、ある特定の “集団しゅうだんない” にて広がることがある。
(例)「肌の色」「目の色」「人種による身体 能力の差」…など

 

今回も読んでくれてありがとっ!!(゚Д゚)

【理論】生物学のキホン
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